新津記念館
新潟県新潟市中央区にある文化施設で、国の登録有形文化財に指定されるのが新津記念館(にいつきねんかん)。出雲崎出身の石油王・新津恒吉(にいつつねきち)が、自邸内に建てた外国人用の迎賓館。3連アーチの車寄せの奥には、塔屋と煙…
新潟県新潟市中央区にある文化施設で、国の登録有形文化財に指定されるのが新津記念館(にいつきねんかん)。出雲崎出身の石油王・新津恒吉(にいつつねきち)が、自邸内に建てた外国人用の迎賓館。3連アーチの車寄せの奥には、塔屋と煙…
新潟県三島郡出雲崎町、藩政時代には北前船の寄港、佐渡金山の陸揚げで繁栄し、北国街道の随一の宿場町だった天領・出雲崎(北国街道出雲崎宿)。北国街道に沿って妻入りの街並みが3.6kmにわたって続いています。北国街道は、国道3…
新潟県三島郡出雲崎町、出雲崎漁港の背後、出雲崎尼瀬郵便局向かいに位置するのが御用小路(金銀小路)。出雲崎漁港に面した国道352号から旧北国街道を貫く、何の変哲もない小路ですが、かつて佐渡から海上を輸送した金銀の陸揚げに使…
明治時代には全国有数の石油採掘地だった新津(新潟県新潟市秋葉区)。「日本の石油王」と呼ばれた中野貫一は、明治36年、商業規模の油田発掘に成功、財を成した新津の偉人。石油の里公園内にある中野邸記念館は、石油王・中野貫一、忠…
新潟県上越市の春日山(謙信の居城・春日山城)の麓にあり、上杉謙信を祀るために建てられた神社が春日山神社。山形県米沢市の上杉神社から分霊し、明治34年に童話作家・小川未明(おがわみめい)の父親である旧高田藩士小川澄晴が創建…
新潟県上越市にある上杉謙信の祖父・長尾能景(ながおよしかげ)が、父・長尾重景(ながおしげかげ)の菩提を弔うため明応6年(1479年)に建立した寺が、春日山林泉寺。虎千代(上杉謙信の幼名)は7歳から14歳まで、林泉寺6代住…
新潟県新潟市中央区、西大畑公園近くの白壁通と南浜通の角地に建つ大邸宅が旧齋藤家別邸。向かいには北方文化博物館分館、隣接して料亭「行形亭」が建つ西大畑地区一帯は、かつてのお屋敷街。この建物は、鍵富家、白勢家と並ぶ新潟三大財…
新潟県新潟市中央区、東大畑通1番町に建つ司教座聖堂と木造2階建ての司教館がカトリック新潟教会。最初の教会が建てられたのは明治18年で、現在の聖堂が建てられたのは、昭和2年のこと。設計はスイス人の建築家、マック・ヒンデル(…
明治以降、お屋敷街として開発された新潟県新潟市中央区西大畑町、新潟砂丘の上に建つのが砂丘館(旧日銀支店長役宅)。昭和8年の建築当時、日本銀行新潟支店長役宅として建てられた木造2階建ての近代和風住宅で、設計も日本銀行の技師…
新潟県新潟市中央区西大畑にある40mほどの坂道がどっぺり坂。このあたりは新潟砂丘の傾斜地にあたり、どっぺり坂の上には、かつて旧制新潟高校(現・新潟大学)と寄宿舎である、六華寮(六花寮、りっかりょう/校章は雪の結晶の六花を…
新潟県新潟市中央区稲荷町にある湊稲荷神社(みなといなりじんじゃ)。享保元年(1716年)創建の小さな社ですが、鎮守の森を入港の目印にした北前船の船乗りたちの信仰を集め、さらに花街の遊女や芸妓が狛犬(高麗犬)に願掛けするこ…
新潟県新潟市中央区、安政5年(1858年)の安政五ヶ国条約により、開港場のひとつに選ばれた新潟港。旧新潟税関庁舎は開港五港のうち、現存する唯一の税関建築(擬洋風建築)で、国の重要文化財。建物の前には、旧信濃川の河道と荷揚…
新潟県新潟市中央区柳島町、「みなとぴあ新潟市歴史博物館」内にある石倉(いしぐら)の裏手にある水路が早川堀。昭和61年に復元された水路で、敷地内にはほかに、博物館本館脇に大正期の西堀をイメージした幅7.2mの「四間堀」、旧…
新潟県新潟市中央区の上大川前通12番町は、かつての大川前通横町で、石崎屋喜兵衛など、北前船の廻船問屋(大店)が建ち並んだ場所。江戸時代の中頃、信濃川(当時は大川と呼称)の左岸が、現在の上大川前通のあたりでした。そこに新潟…
新潟県新潟市中央区、料亭などの建ち並ぶ古町(花街)に隣接する、古町通10番町にある老舗の菓子店が佐藤菓子店。建物は大正7年以前の築。今ではあまりお目にかかれなくなったレトロな木枠のガラスケースにせんべいや菓子が並び、どこ…
新潟県新潟市中央区、新潟の旧市街にある路地が地獄極楽小路。道の両側は黒塀と赤レンガで、黒塀側が極楽、赤レンガが地獄。というのも黒塀は、高級料亭「日本料理 行形亭」(いきなりや)、赤レンガは新潟刑務所のレンガ壁の…
新潟県新潟市中央区東堀通、弘化3年(1846年)創業の料亭「鍋茶屋」に併設される割烹が鍋茶屋光琳。店名の由来は、初代・高橋谷三郎が、信濃川舟運と北前船で繁栄する新潟で、すっぽん料理を始めたことに由来。現存する建物は明治4…
明治7年創業、新潟県新潟市のホテル「イタリア軒」に併設のリストランテマルコポーロ。イタリア軒は、開港当時にイタリア人のコック、ピエトロ・ミリオーレが開いたレストランがルーツ。「新潟の鹿鳴館」と呼ばれた味を継承したカジュア…