長崎三福寺・長崎四福寺とは!?
禁教令が出された江戸時代初期に、長崎在住の華僑(明国人)が建立した黄檗宗(おうばくしゅう)の寺(唐寺)、興福寺、福済寺、崇福寺は、いずれも「福」の字が入ることから長崎三福寺と呼ばれ、さらに聖福寺を加えて長崎四福寺とも呼ば…
禁教令が出された江戸時代初期に、長崎在住の華僑(明国人)が建立した黄檗宗(おうばくしゅう)の寺(唐寺)、興福寺、福済寺、崇福寺は、いずれも「福」の字が入ることから長崎三福寺と呼ばれ、さらに聖福寺を加えて長崎四福寺とも呼ば…
長崎県長崎市玉園町にある黄檗宗(おうばくしゅう)の寺、聖福寺。日本に黄檗宗を伝えた隠元の孫弟子・鉄心道胖(てつしんどうはん)が、長崎奉行、長崎の華僑たちの支援を受け、延宝5年(1677年)に開山しています。江戸時代中期築…
長崎県長崎市筑後町にある黄檗宗(おうばくしゅう)の寺、福済寺(ふくさいじ)。寛永5年(1628年)に建立され、崇福寺、興福寺、とともに「長崎三福寺」と呼ばれる唐寺の一つで、戦前は国宝に指定された堂宇は、長崎に投下された原…
長崎県佐世保市吉井町にある旧石器時代終末期から縄文時代草創期の遺跡が福井洞窟。旧石器時代から土器文化への過渡期の遺跡で、佐々川支流の福井川に面して幅12m、奥行き6m、高さ3mの洞窟が開いています。稲荷神社の境内にあり、…
長崎県佐世保市三川内町、明治32年、三川内焼(みかわちやき)の高い技術を後世に伝えるために開設した施設が三川内陶磁器意匠伝習所。三川内皿山地区には、三川内陶磁器意匠伝習所跡が残され(案内板があるのみ)、散策途中に立ち寄る…
長崎県佐世保市三川内町、陶祖神社に祀られる近世の三川内焼(みかわちやき)の陶祖とされる今村弥次兵衛は、磁器焼成の技術を完成させ、寛永18年(1641年)、初代の皿山棟梁(平戸藩御用窯の棟梁)兼代官に任命されています。その…
長崎県佐世保市三川内町、三川内皿山地区にある、登り窯を築くために用いた耐火レンガ(トンバイ)の廃材や使い捨ての窯道具・陶片を赤土で塗り固めて築いた塀がトンバイ塀。すぐ近くの馬車道は、馬車で薪を運ぶ際に上り坂で馬が滑らない…
長崎県佐世保市三川内本町にある陶器のミュージアムがうつわ歴史館。縄文時代から現代の三川内焼まで、焼き物の歴史や特徴、制作工程などを映像や模型で紹介、「うつわ」の観点から佐世保の歴史をたどることができます。とくに三川内焼の…
長崎県佐世保市三川内本町にある三川内焼(みかわちやき)のミュージアムが三川内焼伝統産業会館(三川内焼美術館)。江戸時代から明治時代にかけての貴重な白磁の作品、名窯元による現代作家のコーナーがあり、伝統工芸士たちの作品も多…
長崎県佐世保市三川内町、三川内皿山の氏神である天満宮の境内社が釜山神社(かまやまじんじゃ)。今村弥次兵衛(磁器を確立、陶祖神社に祀られる)とともに、三川内焼の陶祖のひとりが朝鮮人女性陶工・高麗媼(こうらいばば)で、釜山神…
長崎県佐世保市三川内町にある近世の三川内焼(みかわちやき)の陶祖とされる如猿(じょえん)が祀られる神社が陶祖神社。如猿とは、今村三之丞(いまむらさんのじょう)の子、今村弥次兵衛のこと。今村弥次兵衛は、天草陶石と江上・三ツ…
長崎県佐世保市江迎町にある落差20mの名瀑、潜竜ヶ滝(せんりゅうがたき)。その名のとおり、龍が潜む滝との伝説がある滝で、天保年間(1831年〜1845年)に平戸藩10代藩主・松浦熈(まつらひろむ)が選んだ「平戸領地方八竒…
長崎県佐世保市小佐々町にある「大悲観」という字が彫られた高さ20mの大砂岩がシンボルの公園が大悲観公園。天保年間(1831年〜1845年)に平戸藩10代藩主・松浦熈(まつらひろむ)が選んだ奇観「平戸領地方八竒勝」(ひらど…
長崎県佐世保市世知原町(せちばるちょう)と吉井町を結ぶ世知原吉井線自転車ロード。もともと明治29年に開業した松浦炭鉱鉄道、その後昭和11年には国鉄世知原線となり、石炭輸送に活躍、松浦炭鉱閉山の翌年、昭和46年12月26日…
長崎県佐世保市平瀬町にあるレトロな建物が旧佐世保鎮守府凱旋記念館(市民文化ホール)。大正12年5月、佐世保鎮守府管下の12県(九州・四国・沖縄)から、建設予算8万6000円(現在の価値で11億円)の寄付によって建設された…
長崎県佐世保市世知原町(せちばるちょう)にある昭和45年に閉山となった松浦炭鉱の歴史を紹介するミュージアムが世知原炭鉱資料館(旧松浦炭鉱事務所)。建物は松浦炭坑の事務所として建築されたもので、明治45年と明記された設計図…
長崎県佐世保市小佐々町を流れる竹田川に架る大正9年架橋のアーチ石橋が西川内橋(にしかわちばし)。その景観から太鼓橋とも呼ばれる橋で、建設費は4630円(人夫1日2円、石工1日3円という時代)です。橋長15.5mですが、幅…
長崎県佐世保市世知原町を流れる佐々川の本流に架かる大正8年架橋の石造アーチ橋が倉渕橋(くらふちばし)。橋長は20.6mで、長崎県内の単一アーチ石橋では最長。ただし幅員は4.6mしかなく、架橋当時も馬車が橋の上ですれ違うこ…