ひめゆりの塔
沖縄県糸満市、沖縄戦で最後の激戦が行なわれ、米軍のガス弾攻撃で全滅した旧陸軍伊原第三外科壕跡に立つ慰霊碑が有名なひめゆりの塔。沖縄戦中、看護要員として従軍し犠牲となった、沖縄県師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒…
沖縄県糸満市、沖縄戦で最後の激戦が行なわれ、米軍のガス弾攻撃で全滅した旧陸軍伊原第三外科壕跡に立つ慰霊碑が有名なひめゆりの塔。沖縄戦中、看護要員として従軍し犠牲となった、沖縄県師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒…
沖縄県伊江村、伊江島の南西の海岸にある琉球石灰岩が浸食された巨大な洞(ガマ)がニャティヤ洞(にゃてぃやがま)。沖縄戦の時に防空壕としても利用され、多くの人を収容したので「千人洞」(せんにんがま)とも呼ばれている。ユタ(沖…
熊本県南阿蘇村(旧久木野村)と西原村との境にある俵山峠には、阿蘇カルデラを西側から一望にする俵山峠園地が整備され、俵山展望所(俵山峠展望所)と通称されています。阿蘇外輪山を熊本県道28号(熊本高森線/南阿蘇やすらぎロード…
熊本県八代市泉町を流れる小原川に架かる落差70m、幅10mの巨瀑がせんだん轟の滝で、「日本の滝百選」に選定。五家荘(ごかのしょう)では滝のことを「轟」(とどろ)と呼び、昔は滝の周辺に栴檀(せんだん)の大木が多数あったのが…
熊本県南小国町、阿蘇北外輪山の一角、大小数百個の巨石が散らばる草原の丘(標高845.1m)が押戸石の丘。巨石群で最大の石が高さ5.5m、周囲15.3mの押戸石。古代に祭祀的なことが行なわれた可能性はあるものの、人為的に配…
熊本県菊池市、阿蘇くじゅう国立公園に指定された菊池渓谷の源流地帯が菊池水源。流れる水は環境省の「名水百選」にも選定される名水です。国立公園の第一種特別地域にも指定される豊かな自然が残され、自然休養林に指定された1180h…
沖縄本島の南部、沖縄県八重瀬町(やえせちょう)の南端、平和祈念公園に続く海岸線が慶座絶壁(ギーザバンタ)の絶景。サザンリンクスゴルフクラブの南端部分に海岸へと下りる階段が設けられています。バンタは崖の意で、慶座(ぎーざ)…
沖縄県南城市を走る沖縄県道86号(南風原知念線)に架かる橋。県道86号は、南城市知念吉富で、国道331号に合流しますが、その手前でカーブを描いて架かる吉富高架橋がニライカナイ橋。実はカーブを境にニライ橋とカナイ橋に分かれ…
沖縄県うるま市の浜比嘉島(はまひがしま)の南部にある伝説の遺跡がシルミチュー霊場。海中道路と浜比嘉橋を車で渡った比嘉漁港の南の森の中にある巨大な洞窟。琉球開闢(かいびゃく)の祖神、女神・アマミキヨ(アマミチュー)、男神・…
沖縄県久米島町、久米島北部、標高309.9mの宇江城岳の山頂に築かれたグスク時代の城跡(国の史跡)が宇江城城(うえぐすくぐすく)。沖縄の城(グスク)跡としては最高所の場所にあります。築城の時期は定かでありませんが、伊敷索…
沖縄県中城村、中城城(なかぐすくぐすく)にほど近い小高い丘の上にあるのが護佐丸の墓。第一尚氏王統建国の功臣で、15世紀に活躍した中城按司(なかぐすくあじ)が護佐丸(唐名・毛国鼎)。墓は、護佐丸の死後、その子孫の毛氏豊見城…
沖縄県那覇市の壺屋地区にある石畳の続く通りが壺屋やちむん通り。壺屋は1682年に琉球王府の政策で、当時3ヶ所あった陶窯の職人たちを集めて開いた窯場。歴史と伝統を引き継ぎながら、現在も20軒余りの工房が「壺屋焼」を作り続け…
沖縄県伊江村(いえそん)、沖縄本島の北部、本部半島の西に浮かぶ伊江島のかつての水源が湧出(わじー/わじぃ)で湧水源の高台に湧出展望台(わじーてんぼうだい)があります。伊江島は琉球石灰岩からなるカルスト地形で知られており、…
沖縄県北中城村(きたなかぐすくそん)、中城城(なかぐすくぐすく・なかぐすくじょう)の北に位置する中村家住宅は、18世紀中頃に建てられた沖縄の上層農家住居の貴重な遺構で国の重要文化財。中村家の先祖である賀氏(がうじ)は、護…
沖縄県石垣市、石垣島の観音崎近くにある、非業の死を遂げた福建省出身の中国人128名を祀る墓が唐人墓。咸豊2年・嘉永5年(1852年)、アメリカの奴隷貿易船ロバート・バウン号で起きた暴動事件で犠牲になった苦力(クーリー=中…
沖縄県那覇市にあった中世に創建された臨済宗の寺、崇元寺(そうげんじ)。壮絶な沖縄戦の戦禍に巻き込まれ寺は廃絶していますが、三連アーチ型の崇元寺石門が現存し、国の重要文化財に指定されています。崇元寺の創建は尚巴志(しょうは…
琉球開闢の国造り神話にまつわる伝説の島が、沖縄県うるま市の浜比嘉島(はまひがしま)。島の北部にある東の御嶽(あがりのうたき)は、旧暦の6月28日と8月28日に海の時化(しけ)を祈願する『シヌグ祭り』が行なわれることからシ…
沖縄県那覇市若狭にある海岸に臨む断崖上に建つ古社が波上宮(なみのうえぐう)。彼方の海神の国(ニライカナイ)を望む聖地で、琉球王から特別の扱いを受けた「琉球八社」(琉球に伝わった真言宗の寺院に付帯した神社)のひとつにもなっ…