こおろぎ橋
石川県加賀市、山中温泉の景勝地、鶴仙渓(かくせんけい)に架かる現在では珍しい総檜造りの複方杖橋(桁を支える方 杖を二重に組んだ橋)。橋の名は、峡谷の断崖を通る道(行路)が危険だったために「行路危」(こおろぎ)と呼ばれたと…
石川県加賀市、山中温泉の景勝地、鶴仙渓(かくせんけい)に架かる現在では珍しい総檜造りの複方杖橋(桁を支える方 杖を二重に組んだ橋)。橋の名は、峡谷の断崖を通る道(行路)が危険だったために「行路危」(こおろぎ)と呼ばれたと…
奈良時代の養老2年(718年)、白山開山の祖、泰澄(たいちょう)が発見したという開湯伝説のある粟津温泉(あわづおんせん/石川県小松市)。北陸最古ともいわれる粟津温泉の歴史ある総湯(共同浴場)は温泉街の中心に建っています。…
石川県小松市立明寺町に昭和26年、初代院主・都賀田勇馬(つがたゆうま)が開創した洞窟寺院。ハニベとは古代、埴輪(はにわ)などを制作した土部師(はにべし)のこと。つまりは、ハニベ巌窟院とは、彫塑家が開創した洞窟寺院というこ…
石川県小松市、梯川河口の港町・安宅にあったという中世の関所跡が安宅の関(あたかのせき)。能『安宅』、歌舞伎『勧進帳』で、山伏に変装し、奥州・平泉へと落ち延びる源義経と弁慶の一行が、関守・富樫左衛門尉に見とがめられたという…
石川県小松市を流れる梯川(かけはしがわ)上流、郷谷川に懸かる滝が十二ヶ滝。12本の筋となって郷谷川の水が落ちるのがその名の由来。郷谷川沿いに国道416号が走り、滝の滝壺側にパーキングも整備されているので歩かずに探勝が可能…
北海道伊達市大滝区、長流川(おさるがわ)の支流、白老岳(968m)を源とする三階滝川に架かる3段になって落ちる落差16mの見事な滝が三階滝。道央南部では紅葉の名所としても有名で、旧大滝村の村名はこの滝に由来しています。滝…
北海道伊達市大滝区を流れる長流川(おさるがわ)の支流に懸かる、地元で「ナイアガラの滝」と呼ばれるのが大滝ナイアガラの滝。国道453号の大成橋(バス停)から脇道に入り500m走った先が駐車場です。大滝総合運動公園の向かいに…
奄美大島の南部、鹿児島県大島郡瀬戸内町にある標高411mのピークが高知山。奄美大島(本島)と加計呂麻島の間に横たわる大島海峡は、リアス式の複雑な海岸線で、まさに「亜熱帯の瀬戸内」。瀬戸内町の町名の由来ともなったその美しい…
奄美大島の南部、鹿児島県大島郡瀬戸内町にある標高482.6mのピークが油井岳。奄美大島(本島)と加計呂麻島の間に横たわる大島海峡は、リアス式の複雑な海岸線で、まさに「亜熱帯の瀬戸内」。瀬戸内町の町名の由来ともなったその美…
鹿児島県最南端の島、与論島(大島郡与論町)。サンゴ礁に囲まれた与論島の東岸、大金久海岸(白砂の美しい遠浅の海水浴場)の沖合い1.5kmにある百合ヶ浜は、春から夏にかけて、大潮の干潮の時間帯にのみ姿を見せる浜。そのため「天…
奄美大島の東端近く(鹿児島県奄美市)、奄美空港の北にある太平洋に突き出した岬が、あやまる岬(国土地理院の地形図にはアヤマル崎)。サンゴ礁の海とソテツジャングルといった亜熱帯の風景が広がり、岬一帯があやまる岬観光公園として…
徳之島北岸(鹿児島県大島郡天城町)、海岸線に続く花崗岩の岩棚がムシロ瀬。まるでムシロ(藁やイグサで編んだ敷物)のような模様というのがその名の由来で、隆起サンゴ礁、琉球石灰岩が大部分を占める徳之島の海岸線では、まさに奇観。…
兵庫県三木市を流れる美嚢川(みのうがわ)の一枚岩に懸かる滝が黒滝。雄滝、雌滝の2段になって落ちる落差4m、幅30mの豪快の滝で、地元ではミニナイアガラとも呼ばれています。地元吉川町の伝承では、ここを訪れたカップルは、幸せ…
鹿児島県大島郡伊仙町、徳之島の最西端の岬が犬田布岬(いぬたぶみさき)。奄美十景の一つで、三角形に突き出した琉球石灰岩の海蝕崖の岬。奄美群島国立公園内にあり、亜熱帯植物が生い茂る遊歩道を抜けると、一面に広がる高麗芝の園地が…
徳之島西岸(鹿児島県大島郡天城町)、鹿児島、喜界島、奄美大島、沖永良部島を結ぶフェリーの発着する平土野港(へとのこう)の南に位置する隆起サンゴ礁の奇勝が犬の門蓋(いんのじょうふた)。昔、大飢饉のとき人畜を襲う野犬を海中に…
兵庫県洲本市由良町にある紀淡海峡を防備する由良要塞の砲台跡が生石公園生石山砲台跡(おいしこうえんおいしやまほうだいあと)。日清・日露戦争を控えて紀淡海峡に侵入するする外国艦隊を防備するために生石山に築かれた堡塁(ほるい=…
長野県軽井沢町と群馬県安中市松井田町の県境に位置する峠が旧碓氷峠(きゅううすいとうげ)。江戸時代、中山道の難所として、東海道の箱根の険とともに並び称されたのが、旧碓氷峠です。現在、軽井沢町の旧軽井沢側から車道、ハイキング…
長野県軽井沢町、旧二條家別荘(現在のホテル鹿島ノ森)に湧出する水が御膳水。長尾の涼泉とか、お水端と呼ばれることもある、軽井沢を代表する名水。御膳水の名は、明治11年、明治天皇が北陸・東海道巡幸の際、この湧水を使った食事を…