彦島・清盛塚
従一位太政大臣にまでのぼりつめた平清盛(たいらのきよもり)。娘・徳子を高倉天皇に嫁がせ、壇之浦で水に身を投げた安徳天皇が産まれています。山口県下関市の南端の島、彦島(ひこしま)の杉田丘陵にあるのが清盛塚。彦島には寿永3年…
従一位太政大臣にまでのぼりつめた平清盛(たいらのきよもり)。娘・徳子を高倉天皇に嫁がせ、壇之浦で水に身を投げた安徳天皇が産まれています。山口県下関市の南端の島、彦島(ひこしま)の杉田丘陵にあるのが清盛塚。彦島には寿永3年…
山口県の最東端(瀬戸内海)に位置する屋代島(周防大島/周防大島町)と対岸の柳井市を結ぶ道路橋(トラス橋)が大島大橋。潮流の早い大畠瀬戸に、昭和51年7月4日に大島大橋有料道路として開通し、平成8年6月1日に無料開放されて…
山口県下関市にある浄土宗の寺で、晩年、豊臣秀吉に信任された小早川隆景(こばやかわたかかげ)の菩提寺が引接寺(いんじょうじ)。一帯の唐戸地区は文字通り、唐(中国)への戸(玄関口)。山陽道の起終点にもあたる交通の要衝で、江戸…
2025年2月7日(金)~2月11日(火・祝)、山口県山口市、白壁の居蔵造(いぐらづくり)の懐かしい家並みが残る阿知須商店街周辺で『阿知須ひなもんまつり』が行なわれます。「ひなもん」は、阿知須地区(旧・阿知須町)で制作さ…
2024年12月10日(火)、山口県下関市の壇之浦海岸(立石稲荷付近)で赤間神宮『しめなわ祭』が執り行なわれます。壇之浦の海中にある烏帽子岩に神官が注連縄(しめなわ)を張る神事。昔、大雨、台風、火災、疫病と災いが続いた際…
「山口の天神さま」と呼ばれる山口県山口市の古社、古熊神社は、南北朝時代の応安6年(1373年)、大内弘世(おおうちひろよ)が京の北野天満宮から分霊を勧請し、山口北野小路に祀ったのが始まり。その後、元和4年(1618年)、…
山口県萩市の萩城下町、かつて萩城三の丸だったのが、堀内地区。藩の役所や上級武士の邸宅が建ち並んだエリア。堀内鍵曲(ほりうちかいまがり)は、直角の道と、道の左右に造られた背の高い土塀により、外敵の侵入を防ぐ城下町独特の防御…
山口県萩市、萩城の城下で、中級・下級武士が暮らしていたのが平安古(ひやこ)地区。4.0haが萩市平安古地区伝統的建造物群保存地区に指定され、土塀と武家屋敷が建ち並んでいます。注目は玉江橋の東南に見られる大児玉横丁の鍵曲(…
2024年11月23日(土・祝)9:00~16:00、山口県柳井市で『柳井まつり』が開催されます。柳井三大祭りの一つで、市民総参加による秋の大祭。バタフライアリーナ(柳井市体育館)周辺では「農林水産業展」や「福祉の市」な…
山口県山口市にあるキリスト教カトリック広島教区の聖堂が山口サビエル記念聖堂。昭和27年にフランシスコ・ザビエル(Francisco de Xavier)が山口を訪れてから400年を記念して建てられた聖堂。ステンドグラスの…
周防灘(すおうなだ)に面し、古代から水陸交通の要衝として栄えたのが現在の山口県防府市。地名は奈良時代に周防国の国府が置かれたことに由来しますが、天平13年(741年)、聖武天皇の勅願により全国に建てられた国分寺の後継寺院…
城下町長府の中心に鎮座する忌宮神社(いみのみやじんじゃ)は、長門国の二之宮。仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)・神功皇后(じんぐうこうごう)が西国平定の折、豊浦宮(とゆらのみや) を建て、7年間滞在したといわれる古…
2024年11月3日(日・祝)、山口県下関市の忌宮神社(いみのみやじんじゃ)で『三日相撲』が開催されます。長門国ニ之宮の忌宮神社境内にある荒熊稲荷社、秋の例大祭に奉納される相撲で、近郊の素人力士や子供に分かれ(大人の部、…
山口県山口市宮野下にある臨済宗東福寺派の寺、常栄寺。もとは室町時代に造られた大内氏14代・大内政弘(おおうちまさひろ)の別荘跡で、父・大内教弘(おおうちのりひろ)が、夫人・妙喜尼の菩提を弔うため曹洞宗の寺、妙喜寺を開山。…
山口県長門市深川の赤崎山中腹の谷筋に鎮座するのが赤崎神社。谷筋の馬蹄形の地形を巧みに活用し、神殿正面の歌舞伎舞台小屋、すり鉢状の谷底の踊庭(おどりにわ)、踊庭を囲む斜面の階段状の観客席のある半円形の野外劇場からなるのが赤…
2024年9月29日(日)、山口県防府市の宇佐八幡宮で『例大祭(腰輪踊り)』が斎行。例年旧暦8月16日に近い日曜に開催される宇佐八幡宮『例大祭』に奉納される『腰輪踊り』は、「からんこ踊り」、「なもうぜん」とも呼ばれ、豊作…
2023年9月2日(土)〜9月3日(日)、山口県美祢市の別府弁天池(別府厳島神社)で『別府弁天まつり』が行なわれます。豊年満作を願い、神の恵みである水に感謝するまつり。山口県無形民俗文化財「別府念仏踊り」が別府念仏踊保存…
毎年9月1日、山口県下関市の川北神社で『風鎮祭』(ふうちんさい)が執り行なわれます。俗に「風よけ祭」ともいわれ、風によって稲や他の作物が被害をこうむらないよう神に祈願する祭り。台風の多い日といわれる二百十日(にひゃくとお…