種崎千松公園
高知県高知市、浦戸湾から土佐湾に続く藩政時代に防潮林として植樹された松林一帯に広がるのが6.8haの県立公園が、種崎千松公園(たねざきせんしょうこうえん)。公園に指定されたのは明治42年という歴史ある公園。6haという広…
高知県高知市、浦戸湾から土佐湾に続く藩政時代に防潮林として植樹された松林一帯に広がるのが6.8haの県立公園が、種崎千松公園(たねざきせんしょうこうえん)。公園に指定されたのは明治42年という歴史ある公園。6haという広…
高知から室戸への浜街道沿いに位置する高知県室戸市吉良川町(きらがわちょう)。明治時代から昭和初期にかけて良質の木炭(土佐備長炭)の集散地として栄えた町で、18.3haが国の重伝建(高知県内では安芸市土居廓中と2ヶ所のみ)…
高知県安芸郡北川村、魚梁瀬地区からの伐採木搬出のため、明治44年〜昭和17年に農商務省の直轄事業で建設された森林鉄道が魚梁瀬森林鉄道。遺構のひとつ、国の重要文化財に指定されるコンクリート橋が、旧魚梁瀬森林鉄道施設・堀ヶ生…
愛媛県新居浜市の山根公園に隣接する別子銅山と住友(泉屋)の歴史を解説するミュージアムが別子銅山記念館。元禄4年(1691年)の開坑から昭和48年の閉山まで一貫して単一企業体の住友(泉屋)が経営した、世界でも例のない銅山が…
愛媛県西条市、西条市役所前にある湧水の広場が、うちぬき広場。西条市の「うちぬき水」は名水百選(昭和の名水百選)にも選ばれた石鎚山の伏流水。西条市内で地下にパイプを打ち込むと、この伏流水が吹き出すことで、「打ち抜き水」、「…
高知県長岡郡本山町(もとやまちょう)と土佐郡土佐町にまたがる、一級河川・吉野川本流上流部を堰き止めた早明浦ダムのダム湖が、さめうら湖。ダム湖百選にも選定される湖は、四国の水瓶的な存在(「四国のいのち」とも)。もちろん、四…
千葉県成田市、中世以来、成田山新勝寺の門前町として栄えたのが、今もレトロな家並みが残る成田山門前町。年間1200万人もの参詣者を集める門前町は、今も活気に満ち、なかでも新勝寺仁王門へと続く成田山表参道(成田街道)は、江戸…
千葉県野田市、「野田市の醸造関連遺産」として経済産業省の近代化産業遺産にも認定される醤油蔵が昭和7年築のキッコーマン煉瓦蔵。正式名は野田工場製造第3部れんが蔵。内部には、杉材の仕込み樽が72本並べられている。レンガの蔵は…
奈良県宇陀市にある山城の跡が、宇陀松山城(うだまつやまじょう)。南北朝時代に築城され、江戸時代初期の元和の一国一城令で廃城になった城で、城下町は宇陀市松山伝統的建造物群保存地区に選定され、「森野旧薬園」などがあります。国…
鳥取県八頭郡若桜町(わかさちょう)にある山城が、若桜鬼ヶ城(わかさおにがじょう)。鳥取市にある鳥取城、鹿野城(しかのじょう)とともに因幡三名城に数えられています。標高446.0mの鶴尾山山頂が本丸で、比高は230mほど。…
鳥取県倉吉市国府、伯耆国分寺跡の北東にあるのが法華寺畑遺跡(ほっけじばたいせき)。伯耆国庁跡からは北東400m、伯耆国分寺跡には隣接する遺跡で、伯耆国分尼寺の跡とも推測されています。伯耆国府跡として国の史跡になっているほ…
鳥取県倉吉市国分寺、天平 13 年(741年)、聖武天皇の詔で伯耆国(ほうきのくに=現在の鳥取県中西部)に建立された国分僧寺(金光明四天王護国之寺)の跡が伯耆国分寺跡。国府川左岸の丘陵上に立地し、溝と土塁(南側は溝と築地…
鳥取県東伯郡三朝町(みささちょう)、ラジウム温泉で有名な三朝温泉街の中心に位置し、温泉街を流れる三徳川に架かる3つの橋のうち真ん中に位置するのが三朝橋(みささばし)。橋のたもとの河原には有名な河原風呂(露天風呂)がありま…
鳥取県倉吉市は、南北朝時代に市街地の南にある打吹山(うつぶきやま)に城が築かれ、以来、城下町として栄えた町。伯耆国の政治・経済・文化の中心地として栄え、市内を流れる玉川沿いには酒蔵や桑田醤油醸造場などの醤油蔵が現存してい…
鳥取県米子市、米子の中心街を流れる旧加茂川は、藩政時代の米子城(よなごじょう)の外堀。中海に入ってきた北前船の廻船と商家の蔵との間を行き来する小舟で賑わった場所です。川沿いには今も城下町の面影を残す家並みが残り、川面に影…
滋賀県米原市にある中世の山城の跡が鎌刃城(かまはじょう)。応仁の乱以前に土肥氏が築城した湖北最大級の山城で、京極氏と六角氏の攻防、織田信長と浅井長政の攻防の舞台にもなっています。国の史跡に指定されるほか、続日本100名城…
三重県三重郡菰野町から四日市市智積町(ちしゃくちょう)にかけて流れる、灌漑、生活用水の用水路が智積養水(ちしゃくようすい)。江戸時代初期にはすでに開削されていたという歴史ある用水で、環境省の名水百選(昭和の名水百選)にも…
三重県津市美杉町上多気にある伊勢国司・北畠氏の城館が、多気北畠氏城館。南北朝時代に、南朝方として伊勢に入り、南北朝が統一後、伊勢国司としての地位を保ち、守護大名として室町時代を生き抜いた北畠氏の伊勢支配の拠点。国の史跡に…