大張沢尻棚田
宮城県丸森町下川張地区にある大張沢尻棚田は、「日本の棚田百選」のひとつ。5月中旬の田植えから、10月中旬の稲刈りまで、美しい稲作風景が広がります。江戸時代から昭和30年代にかけて開墾された総面積4.1ha、56枚の棚田(…
宮城県丸森町下川張地区にある大張沢尻棚田は、「日本の棚田百選」のひとつ。5月中旬の田植えから、10月中旬の稲刈りまで、美しい稲作風景が広がります。江戸時代から昭和30年代にかけて開墾された総面積4.1ha、56枚の棚田(…
宮城県仙台市、伊達政宗が築いた築城当初の仙台城は、本丸だけでした。その本丸の北側、現在の二の丸広場との間にあるのが大手門跡で、大手門脇櫓が復元されています。仙台城の正式な登城ルートはもちろん本丸から。仙台市博物館(旧三の…
仙台藩の初代藩主・伊達政宗が関ヶ原合戦直後の慶長5年(1600年)12月に縄張りを開始し、慶長7年(1602年)5月に完成した仙台城。本丸跡も建物などの遺構は失われ、本丸北壁の石垣、本丸西側の堀切や土塁に往時を偲ぶのみと…
宮城県仙台市青葉区にある徳川家康を祀る神社が仙台東照宮。承応3年(1654年)、仙台藩第2代藩主・伊達忠宗(だてただむね)が東照大権現(徳川家康の神仏習合の神号、本地仏は薬師如来)を伊達家の守護神として祀ったのに始まる東…
宮城県仙台市青葉区にある歴史ある発電所が三居沢発電所(さんきょざわはつでんしょ)。明治21年、宮城紡績会社によって築かれた三居沢発電所は、日本最古の水力発電所。現在も東北電力の現役の発電所として稼動し、明治41年築の発電…
宮城県白石市にある続日本100名城にも選定される平山城が白石城(しろいしじょう)。仙台藩伊達氏の支城で、江戸時代の一国一城制の例外的な存在として明治維新まで存続しました。天守の代用として三階櫓が聳えていましたが明治の廃城…
『おわら風の盆』で知られる越中八尾(富山県富山市八尾町)。『おわら風の盆』は、五穀豊穣と永世の繁栄を祈る祭りで、歴史は古く江戸時代前期(元禄時代頃)からと伝えられています。その町流しが行なわれるのが石畳の敷かれた諏訪町本…
富山県富山市、神通川河口に位置する岩瀬は、北前船の重要な寄港地として繁栄した港町。加賀藩の御蔵が置かれ、廻船問屋が軒を並べた岩瀬は、北陸街道の宿場町としても発展しました。東岩瀬は、北前船全盛期の明治6年の大火で往時の町並…
富山県南砺市、世界遺産に登録された合掌造りの集落は、相倉と菅沼の2地区あり、国道156号沿いで規模は小さいが山里ならではの生活の息吹が感じられるのが菅沼合掌造り集落。庄川の河岸段丘の上に、見事な水田が造られ、その間にぽつ…
富山県の西南に位置する山に囲まれた集落が南砺市の相倉合掌造り集落(世界遺産)。越中五箇山(えっちゅうごかやま)は、飛騨白川地方から流れ出る庄川(しょうがわ)の上流にあり、そびえ立つ山々に囲まれた小さな盆地。この地に平家の…
富山県高岡市の山町筋一帯は、慶長14年(1609年)、高岡城の築城時に、前田利長から豊臣秀吉ゆかりの「山車」(だし)が与えられたと伝えられる通り(北国街道沿いの町人地)が山町筋。明治33年の大火以降に防火建築として土蔵が…
富山県高岡市の中心部にある金屋町(かなやまち)は、高岡の地場産業である鋳物(いもの)発祥の地。今も藩政時代の面影を残す家並みは、銅片を敷き込んだ石畳に千本格子の家が軒を連ね風情があふれ、散策に絶好。平成24年には鋳物師町…
富山県黒部市生地地区は、黒部川扇状地の末端にあたり、地区内各所に生活に利用される湧水があり、「黒部川扇状地湧水群」として環境省の「名水百選」に選定。その「名水百選」のなかで、唯一酒蔵に湧く清水が、岩瀬家の清水、皇國晴酒造…
富山県富山市の富岩運河環水公園(ふがんうんがかんすいこうえん)は、富山湾と市内を結ぶ富岩運河の船だまりに整備された公園で「日本の歴史公園100選」に選定。船だまり跡のカナルレイクに架かる橋「天門橋」には、展望台も設置され…
黒部川扇状地の末端、富山県黒部市生地地区は、町中至る所で湧き水があり、公共の湧水施設だけで18ヶ所もあります。そんな生地で毎分500ℓ、2番目に湧出量が多い清水が四十物町の弘法の清水。弘法の清水という名前は生地地区内にも…
隣にあった豆腐店(卯助ま)が絹ごし豆腐を作っていたことが名の由来という富山県黒部市生地の湧水が絹の清水(きぬのしょうず)。絹のような豆腐を生み出す清水という意で、今も生活用水として活用されています。黒部市生地地区は、黒部…
福井県小浜市を流れる遠敷川(おにゅうがわ)の中流に位置する淵で、環境省の名水百選に選定されるのが鵜の瀬。奈良・東大寺二月堂のお水取りに先立ち、3月2日に「お水送り」が行なわれる聖地として知られています。「お水送り」の地に…
富山県中新川郡立山町芦峅寺、常願寺川を渡る富山地方鉄道の橋梁が千垣橋梁。大正中期から常願寺川の電源開発を行なうため、建設資材運搬用に県営の鉄道建設を計画。千垣橋梁は、昭和12年に完成した全長117mの鋼スパンドレルブレー…