鹿児島港旧石積防波堤
鹿児島県鹿児島市の鹿児島港北埠頭の岸壁にあるのが鹿児島港旧石積防波堤。もともとは江戸時代末期の弘化・嘉永年間(1844年〜1853年)に築造された新波止に、島津斉彬(しまずなりあきら)が沖合に石積み防波堤を築き、大砲を備…
鹿児島県鹿児島市の鹿児島港北埠頭の岸壁にあるのが鹿児島港旧石積防波堤。もともとは江戸時代末期の弘化・嘉永年間(1844年〜1853年)に築造された新波止に、島津斉彬(しまずなりあきら)が沖合に石積み防波堤を築き、大砲を備…
長崎県南島原市、口之津港の入口、土平崎の高台に建つのが口之津灯台。明治13年5月10日に初点灯という歴史ある灯台です。明治時代に三池炭鉱で採掘された石炭の積出港として栄えた長崎県南島原市口之津港の入口に建設された、八角形…
神奈川県山北町を流れる二級水系・酒匂川(さかわがわ)水系の河内川に建設された土質遮水(しゃすい)壁型ロックフィルダム。湖底に沈む三保村に因んだダム名で、5門のゲート(水門)のある神奈川県企業庁が管理。洪水調整、水利、上水…
その昔、長崎(現・長崎県長崎市)の人々は、東洋人以外の外国人をオランダさん(和蘭さん)と呼びました。長崎市の東山手一帯は幕末の開国に伴い、外国人居留地となった場所で、外国人の往来が多かった坂道をオランダ坂と通称。東山手の…
東丹沢を流れる中津川に平成12年に完成した宮ヶ瀬ダムのダム湖が宮ヶ瀬湖。神奈川県愛川町、清川村、相模原市緑区の3市町村にまたがる湖で、「ダム湖百選」にも選定されています(神奈川県ではほかに丹沢湖が選定)。「都心から一番近…
神奈川県山北町にある富士山を眺める美しい湖が丹沢湖。昭和53年、西丹沢の酒匂川(さかわがわ)水系の河内川に造られた三保ダムの完成により出現した人造湖。岩石や砂利などで地盤を固めるロックフィル式の三保ダムは、丹沢水系の豊か…
日本100名城に数えられる小田原城(神奈川県小田原市)。現存する小田原城天守閣は、昭和35年、小田原市制20周年記念事業として総工費8000万円をかけて建設された復興天守。宝永3年(1706年)の再建の際に作られた模型や…
小田原から箱根へと上る箱根ターンパイク沿いにある標高262mの尾根状のピークが石垣山。ミカン畑が広がるのどかな山ですが、東は相模湾に臨み、北は小田原市街を眼下にするという立地から、戦国時代末に豊臣秀吉が「石垣山一夜城」を…
古都・鎌倉の都市計画は、源頼朝が鎌倉入りした直後の治承4年10月12日(1180年11月1日)、鶴岡八幡宮を現在地に遷し、海岸から八幡宮への参道となる若宮大路を開いたのが始まり。その若宮大路には海岸から一の鳥居、二の鳥居…
鎌倉(現・神奈川県鎌倉市)に幕府を開くにあたり、源頼朝(みなもとのよりとも)が行なった都市計画で、メインストリートとして造成されたのが海岸と鶴岡八幡宮を結ぶ若宮大路。参道を兼ねるため一の鳥居から三の鳥居まで途中3つの鳥居…
神奈川県横浜市の山手地区のメインストリートが山手本通りで、「日本の道100選」にも選定。もともと横浜居留地に住む人々は山手地区を「険しい崖」(形成された海岸段丘)の意味からThe Bluff(ブラフ)、あるいはYamat…
神奈川県横浜市の山手地区にある明治3年5月6日に開設した日本初の西洋式公園が山手公園。横浜居留地に住む外国人が自らの手で開いた公園で、日本のテニス発祥の地でもあり、「旧居留地を源として各地に普及した近代娯楽産業発展の歩み…
神奈川県横浜市山手地区の緑豊かな公園で、公園の最上部には山手本通りが通り、本通り沿いのべーリック・ホール、エリスマン邸、山手234番館の横浜山手西洋館3館も敷地内にあります。山手本通りから一歩園内に入れば、ジェラールの水…
大分県臼杵市にある続日本100名城に選定される連郭式平山城の跡が臼杵城跡(うすきじょうせき)。現在は臼杵市街地となった丹生島に、戦国時代の永禄5年(1562年)、大友宗麟(おおともそうりん)が築いた海城。大友家の本拠はも…
明治11年、初代の山形県令・三島通庸(みしまみちつね)の命により建設された擬洋風建築が旧西田川郡役所。廃藩置県後の明治9年に置賜、山形、鶴岡の3県が統合して山形県が誕生。明治11年に郡制が施行され、山形県内に11の郡が生…
大分県豊後高田市の香々地支所からから竹田川の上流へと走ると、夷谷(えびすだに)。ここが夷耶馬(えびすやば)と呼ばれる景勝地で、その迫力は本家である耶馬渓(やばけい=大分県中津市)を凌ぐという人もいるほどの奇観。清流を挟ん…
明治17年11月、初代の山形県令・三島通庸(みしまみちつね)の命により馬場町に完成したのが鶴岡警察署庁舎。昭和32年に酒井家が無償で提供した現在の地に移され、現在は、財団法人致道博物館の事務所棟として使用されています。明…
大分県豊後高田市にある応暦寺(おうれきじ)。国東半島(くにさきはんとう)に点在する寺院群・六郷満山(ろくごうまんざん)中山本寺のひとつです。その本堂左横から奥の院に続く山道を250mほど上った先の岩壁にある磨崖仏が、県指…