佐伯城
大分県佐伯市の南西、標高144mの城山に、慶長11年(1606年)、築城の名人・毛利高政(もうりたかまさ)が築いたと伝わる平山城の城が佐伯城跡(さいきじょうせき)。舞鶴のような姿から「鶴屋城」との別名を有しています。江戸…
大分県佐伯市の南西、標高144mの城山に、慶長11年(1606年)、築城の名人・毛利高政(もうりたかまさ)が築いたと伝わる平山城の城が佐伯城跡(さいきじょうせき)。舞鶴のような姿から「鶴屋城」との別名を有しています。江戸…
福岡市の西に突き出す糸島半島の北部、志摩地域に位置する福岡県糸島市の海岸に、150mほど沖合いに大きな注連縄で結ばれた夫婦岩があります。ここが伊勢の二見ヶ浦に似ていることから桜井二見ヶ浦(筑前二見ヶ浦)と呼ばれる景勝地。…
大分県佐伯市上浦の日豊海岸国定公園内にある景勝地が豊後二見ヶ浦。伊勢・二見ヶ浦の夫婦岩(めおといわ)に似た景観から豊後二見ヶ浦と呼ばれています。荒波に削られた高さ15mの男岩と高さ7mの女岩の間に、長さ65mで最大直径7…
京都市・嵐山にあり、「嵯峨の虚空蔵(こくうぞう)さん」として親しまれているのが真言宗の寺、法輪寺。寺伝によれば、和銅6年(713年)、行基が元明天皇の勅願で開いた葛井寺(かづのいでら)が前身で、天長6年(829年)、空海…
京都・嵐山にある臨済宗天龍寺派大本山・天龍寺の塔頭寺院、宝厳院(ほうごんいん)。世界遺産に登録される天龍寺には名園として知られる曹源池庭園(そうげんちていえん)がありますが、宝厳院の庭園「獅子吼の庭」も室町時代に禅僧・策…
京都・嵯峨野(さがの)を代表する景観といえば、竹林。大河内山荘から野宮神社と続く、200mほどの小径(こみち)は、周囲が竹林で竹林の小径と呼ばれています。竹が覆いかぶさる様な景観は、写真撮影にも絶好で、人気スポットになっ…
かつての埋葬地、京都・化野(あだしの)に建てられた浄土宗の寺、化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)。空海が五智山如来寺を建てた後、野ざらしの遺骨を埋葬したのが起源という古刹です。後に法然が念仏道場として再建し、化野念仏寺と改…
俳人・松尾芭蕉の門下生であり、芭蕉十哲のひとり、向井去来(むかいきょらい)が晩年を過ごした草庵跡が京都市嵯峨野の落柿舎(らくししゃ)。去来はここを、身分の差なく、誰もが自由に出入りできる俳句道場とすることを旨とし、土間の…
嵯峨野観光鉄道のトロッコ嵐山駅からほど近い場所に建つ、東映の時代劇映画スター、故・大河内傳次郎(おおこうちでんじろう)の別荘だったのが大河内山荘。『百人一首』で有名な小倉山の南麓に、戦前を代表する時代劇スター・大河内傳次…
京都市の嵯峨野(さがの)にある日蓮宗の寺、常寂光寺(じょうじゃっこうじ)。二尊院の南に位置する古刹で、もとは日蓮宗本圀寺(ほんこくじ)の日禎(にってい)上人の隠居所だったものを、慶長9年(1604年)、寺に改めたもの。山…
京都市右京区嵯峨野にある古社が野宮神社。平安遷都後創建の古社で、神宮(伊勢神宮)の斎王に決まった皇女が、3年間社にこもり、心身を清める精進潔斎をする習わしがあったとされる社です。周囲を野宮竹の林に囲まれ、紫式部作『源氏物…
「山口の天神さま」と呼ばれる山口県山口市の古社、古熊神社は、南北朝時代の応安6年(1373年)、大内弘世(おおうちひろよ)が京の北野天満宮から分霊を勧請し、山口北野小路に祀ったのが始まり。その後、元和4年(1618年)、…
山口県萩市の萩城下町、かつて萩城三の丸だったのが、堀内地区。藩の役所や上級武士の邸宅が建ち並んだエリア。堀内鍵曲(ほりうちかいまがり)は、直角の道と、道の左右に造られた背の高い土塀により、外敵の侵入を防ぐ城下町独特の防御…
山口県萩市、萩城の城下で、中級・下級武士が暮らしていたのが平安古(ひやこ)地区。4.0haが萩市平安古地区伝統的建造物群保存地区に指定され、土塀と武家屋敷が建ち並んでいます。注目は玉江橋の東南に見られる大児玉横丁の鍵曲(…
山口県山口市にあるキリスト教カトリック広島教区の聖堂が山口サビエル記念聖堂。昭和27年にフランシスコ・ザビエル(Francisco de Xavier)が山口を訪れてから400年を記念して建てられた聖堂。ステンドグラスの…
紅葉の名所、愛知県豊田市足助の香嵐渓にある施設が三州足助屋敷(さんしゅうあすけやしき)。山里の手仕事を子孫に伝えようというコンセプトで昭和55年に開館。足助の豪農を再現した屋敷内には、わら細工、機織り、桶作り、番傘作り、…
東海を代表する紅葉の名所・香嵐渓(こうらんけい)は、香積寺の「香」と、渓谷に発する嵐気の「嵐」をとって、昭和5年に付けられた地名。香積寺(こうじゃくじ)は、室町時代の応永34年(1427年)、滅亡した足助氏の菩提を弔うた…
東海地区を代表する紅葉の名所が愛知県豊田市の香嵐渓(こうらんけい)。矢作川(やはぎがわ)の支流、巴川(ともえがわ)と足助川(あすけがわ)が合流する待月橋(たいげつきょう)から上流1.5kmのエリアで、川の両岸から飯盛山山…