旧竹林院
比叡山延暦寺の表坂登山口、そして日吉大社の門前町として繁栄した坂本には延暦寺僧侶の隠居所「里坊」も多数残されていますが、そのひとつが旧竹林院で、庭園は八王子山を借景とし、築山を配し大宮川を曲水として巡らせた見事なもの。8…
比叡山延暦寺の表坂登山口、そして日吉大社の門前町として繁栄した坂本には延暦寺僧侶の隠居所「里坊」も多数残されていますが、そのひとつが旧竹林院で、庭園は八王子山を借景とし、築山を配し大宮川を曲水として巡らせた見事なもの。8…
叡山ケーブルの終点駅であるケーブル比叡駅に接続するロープウェイ比叡駅と比叡山頂駅を3分で結ぶ叡山ロープウェイ。昭和3年に開業した「比叡山空中ケーブル」が前身。「比叡山空中ケーブル」を運行したのはケーブルと同じで京都電燈叡…
比叡山の京都・八瀬側登山ルートとして、大正14年12月20日に京都電燈が叡山鋼索線として西塔橋(現在のケーブル八瀬駅)〜四明ヶ嶽(現在のケーブル比叡駅)間を開業したのが始まりという歴史ある叡山ケーブル。ケーブル八瀬駅から…
明治18年に着工し、当時の京都府の年間予算の約2倍という巨額の費用と約5年という歳月を費やして開通した琵琶湖疏水。琵琶湖の湖水を取水し、園城寺(三井寺)近くからトンネルとなって京都側に水を運んでいます。長さが2436mの…
比叡山ドライブウェイを京都府道・滋賀県道30号(下鴨大津線=山中越え)の田の谷峠側入口(田の谷ゲート)から2kmほど走った標高510m地点にある展望台が夢見が丘。夢見が丘駐車場や「カフェテラスYUMEMI」も整備され…
琵琶湖と京都市街との間にそびえる比叡山。その南側の京都府道・滋賀県道30号(下鴨大津線)・田の谷峠(滋賀県大津市)から尾根沿いにユネスコの世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺の中心、東塔(とうどう)エリアとを結ぶ山岳ドラ…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺。その西塔(さいとう)地区から法然が修行したという黒谷(黒谷青龍寺)へと下る途中にあるのが瑠璃堂(るりどう)。元亀2年9月12日(1571年9月30日)の織田信長による、有名な…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺の横川(よかわ)地区にあるのが根本如法塔。慈覚大師(円仁)が横川にある根本杉のほこらの中で始めた法華経書写にちなみ、写経などを納める堂として造られたのが根本如法堂です。その根本…
ユネスコ世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺の西塔(さいとう)地区にあるにない堂は阿弥陀如来を本尊とする常行堂と、普賢菩薩を本尊とする法華堂の2つ同じ形をしたお堂。この2つ堂は、渡り廊下によってつながれ法華と念仏が一体で…
恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)は、比叡山中興の祖慈慧大師良源(通称、元三大師)に入門し、止観業、遮那業を学んでいますが、その旧跡が横川(よかわ)にある恵心堂。源信はこの恵心堂において『往生要集』(おうじょうようしゅ…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺の東塔(とうどう)地区にあるのが浄土院(伝教大師御廟)。比叡山を開いた、天台宗の祖、最澄(伝教大師)は、弘仁13年6月4日(822年6月26日)、比叡山の中道院で入寂。円仁(慈…
ユネスコ世界文化遺産に登録の比叡山延暦寺の横川(よかわ)地区にあるのが四季講堂(元三大師堂)。村上天皇の勅命で四季に法華経の論議が行なわれたことから四季講堂というのが正式名ですが、おみくじ・魔除けの角大師(つのだいし)で…
ユネスコ世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺の横川(よかわ)地区の中心となる建物が横川中堂。第3世天台座主・慈覚大師(円仁)が開いた横川ですが、横川中堂も848(嘉祥元)年に慈覚大師が創建し聖観音像と毘沙門天像を安置。源…
ユネスコ世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺の西塔(さいとう)地区にある釈迦堂は、正式には延暦寺転法輪堂といい延暦寺西塔の中心となる本堂で、本尊には釈迦如来を祀っています。
ユネスコの世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺の中心、東塔(とうどう)地区の南西に建つ塔が法華総持院東塔。最澄は『天台法華宗年分学生式』(てんだいほっけしゅうねんぶんがくしょうしき)を天皇に奏上し、布教に出向いた先で『法…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺。比叡山の山上に展開する堂宇群の中心、東塔(とうどう)にある大黒堂は、最澄が比叡山へ登った折、この地において大黒天を感得したと伝わる霊域で、「日本の大黒天信仰の発祥の地」。大黒…
ユネスコ世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺の中心、東塔(とうどう)地区にある戒壇院は、僧になるための必修の条件である大乗戒(戒律)を受ける堂で、年に一度『授戒会』が行なわれています。つまり、比叡山延暦寺でも最も重要な堂…
ユネスコ世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺。その東塔(とうどう)エリアにある文殊楼は、868(貞観8)年、円仁(慈覚大師)が「常坐三昧」の修行(もっぱら坐禅を行う修行法で禅宗へと発展)を行なう道場として、唐留学時代に修…