熱の湯

1276(建治2)年に九州各地を念仏勧進した一遍(いっぺん)が、別府に上陸後に開いたと伝えられるのが鉄輪温泉(かんなわおんせん)。その鉄輪温泉街の熱の湯通り沿いにある市営の共同浴場が熱の湯です。身体の熱を取り去る効果があることからその名があり、かつては飲泉場や調理場などもあり、地元の生活の場として利用されてきました。

身体の熱を除去すると伝えられる無料の温泉

レトロな湯船に源泉かけ流しで温泉が注がれています

かつての飲泉場は、建物の左側に跡地が現存。
洗濯場も建物の右側に現存し、「下熱の湯」と呼ばれています。

現在は鉄輪温泉からの引湯で、泉質はナトリウム-塩化物泉(泉温83.4度/pH4.1)。
切り傷、火傷、慢性皮膚病などに効果あり。
現在の建物は、昭和52年に建設されたもので、入浴料も無料という太っ腹な市営温泉です。

熱の湯
名称 熱の湯/ねつのゆ
所在地 大分県別府市井田1組
関連HP 別府市公式ホームページ
電車・バスで JR亀川駅から亀の井バス外廻り循環線(血の池地獄経由鉄輪行き)で8分、鉄輪温泉東下車、徒歩3分
ドライブで 東九州自動車道別府ICから約4km
駐車場 15台/無料
問い合わせ 別府市温泉課 TEL:0977-21-1129
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
一遍湯かけ上人の像

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