蔵王中央ロープウェイ
蔵王温泉にある温泉駅と、標高1387mの鳥兜山(とりかぶとやま)山頂にある鳥兜駅とを結ぶロープウェイが蔵王中央ロープウェイ。標高差524mを101人乗りのゴンドラが7分30秒で結んでいます。ロープウェイで上った蔵王中央高…
蔵王温泉にある温泉駅と、標高1387mの鳥兜山(とりかぶとやま)山頂にある鳥兜駅とを結ぶロープウェイが蔵王中央ロープウェイ。標高差524mを101人乗りのゴンドラが7分30秒で結んでいます。ロープウェイで上った蔵王中央高…
蔵王ロープウェイ(山麓線)を利用して上った樹氷高原駅(標高1331m)と蔵王山上の地蔵山頂駅(標高1661m)を結ぶゴンドラ。標高差329m(全長1872m)を10分で結んでいます。16台のゴンドラがぐるぐると循環する「…
蔵王温泉にある蔵王山麓駅から樹氷高原駅を経由して地蔵山頂駅とを結ぶ東武グループ(蔵王アストリアホテルと同経営)のロープウェイが蔵王ロープウェイ。山麓線は蔵王山麓駅と樹氷高原駅(標高1331m)の間、高低差464m(全長1…
最上川の本流に落ちる白糸の滝は、『奥の細道』途中の芭蕉も舟下りの舟の中から眺めた景勝地。「五月雨を集めて早し最上川」は、芭蕉が舟下りで詠んだ名句で、『奥の細道』には、「白糸の滝は青葉の隙々(ひまひま)に落ちて、仙人堂、岸…
日本三大急流に数えられる最上川は、舟運に利用され、江戸時代には、紅花など、流域の特産品を運び出していました。芭蕉が『奥の細道』で川下りをしたことでも知られ、「五月雨を集めて早し最上川」の名句を詠んでいます。最上川芭蕉ライ…
史実では奥州藤原氏の居館・衣川館(ころもがわのたち/岩手県平泉町)で最期を遂げた源義経ですが、津軽海峡を渡り蝦夷地(北海道)へ落ち延びたという『義経北行伝説』が北東北から道南にかけて残されています。龍飛崎付近の青森県三厩…
津軽海峡(津軽海峡フェリー航路)を海上国道として青森・奥入瀬と函館駅前を結ぶ国道338号(海峡ライン)。下北半島西海岸の景勝地・仏ヶ浦は、海岸から100mほど高台を走り抜けていますが、八柄間山(はちがらまやま/313.1…
明治の文豪、大町桂月(おおまちけいげつ)が「人の世ならぬ処なりけり」といった海岸の奇観が仏ヶ浦(ほとけがうら)。下北半島西岸、佐井村の福浦と牛滝の間、2kmにわたり奇岩怪石が続き、白緑色の凝灰岩が風雨と荒波で浸食されまさ…
『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な漫画家・水木しげるは、境港市の出身。大人気の「水木しげるロード」を歩いた先に建つのが「水木しげる記念館」。水木しげるは、『ゲゲゲの鬼太郎』で知られますが、戦争漫画を描いたり、冒険家としての側面も…
862年(貞観4)年、慈覚大師(円仁)の開山と伝えられる古刹が恐山菩提寺。高野山、比叡山と並ぶ日本三大霊山のひとつに数えられています。正式名は、恐山伽羅陀山菩提寺で、むつ市田名部にある曹洞宗円通寺が本坊。宇曽利山湖の湖畔…
恐山(おそれざん)は、下北半島の北部中央にある霊場。カルデラ湖である宇曽利湖(うそりこ/正式名は宇曽利山湖)を囲む地蔵岳などの外輪山は「蓮華八葉」と呼ばれています。コバルトブルーで透明度も高い宇曽利山湖の湖畔には、現在も…
栗駒国定公園内、栗駒山山麓を流れる皆瀬川上流に、高さ60mほどのV字谷が約3kmに渡って続く峡谷が小安峡(おやすきょう)。最大のみどころは、断崖の裂け目から轟音とともに湯煙が噴き上がる「小安峡大噴湯」。別名「地獄釜」とも…
栗駒国定公園内の西の玄関口にあたり、岩手・宮城・山形県境とも近い、秋田県南東部の湯沢市高松岳山中に広がる火山性の地熱帯が川原毛地獄。標高800m、約5haの火山荒原では、昭和41年まで硫黄が採掘されており、今も至るところ…
岩手・宮城・山形県境にも近い、秋田県湯沢市の国有林内(栗駒国定公園内)にある落差20mの滝が川原毛大湯滝。「湯滝」と呼ばれるのは、沢の上流で湧出する天然の温泉が滝となり、断崖下にある滝壺に落下しているから。滝壺がそのまま…
秋田県にかほ市にあり、白瀬矗(しらせのぶ)の南極探検の偉業を後世に伝える白瀬南極探検隊記念館の前に広がる公園。建物中央には氷山をイメージするオーロラドームなどが配され、その前には南極を模したという南極公園があり、春には桜…
白瀬矗(しらせのぶ)中尉は出羽国由利郡金浦村(現・秋田県にかほ市)の浄蓮寺の長男として1861(文久元)年に生まれ、11歳のとき、蘭学者佐々木節斎から「北極」の話を聞き、探検家を志します。千島探検、南極探検を行ない、南極…
整然と田が広がる八郎潟を干拓して生まれた大潟村の中央、中央幹線排水路に架かる御幸橋のたもとにある小山が大潟富士。大潟村は戦後に八郎潟を干拓して誕生した村のため、村全体が海抜ゼロメートル以下。大潟富士は標高0mだが、もとも…
象潟(きさかた)にある曹洞宗の寺、蚶満寺(かんまんじ)。853(仁寿3)年、円仁(慈覚大師)の開創と伝えられる古刹。1689(元禄2)年に『奥の細道』途中の芭蕉が、1784(天明4)年には菅江真澄が立ち寄っています。菅江…