比叡山延暦寺・横川中堂

ユネスコ世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺の横川(よかわ)地区の中心となる建物が横川中堂。第3世天台座主・慈覚大師(円仁)が開いた横川ですが、横川中堂も848(嘉祥元)年に慈覚大師が創建し聖観音像と毘沙門天像を安置。源信、親鸞、日蓮、道元など、名僧たちが修行に入った地、横川の本堂として機能してきました。

横川の中心となる大堂は遣唐使船をイメージ

平安末期の火事、織田信長の比叡山焼き討ちなどで焼失。その後、江戸初期の再建などもありましたが昭和17年の雷で焼失。
現在の横川中堂の建物は、昭和46年に鉄筋コンクリートで復元されたもの。
遣唐使で唐に渡る船をイメージして、舞台造りとなっているのだとか。

堂の中心が2mほど下がり、本尊として慈覚大師自刻と伝わる聖観音菩薩が祀られている。
像高170.6cmの聖観音立像は、カヤ材の寄木造りで、平安時代後期の制作と推測され、国の重要文化財に指定されています。

比叡山延暦寺・横川中堂
名称 比叡山延暦寺・横川中堂/ひえいざんえんりゃくじ・よかわちゅうどう
所在地 滋賀県大津市坂本本町4220
関連HP 比叡山延暦寺公式ホームページ
電車・バスで JR比叡山坂本駅、または京阪石山坂本線坂本駅から坂本ケーブルで11分、延暦寺駅下車、延暦寺バスセンターから比叡山内シャトルバス19分、横川中堂下車
ドライブで 名神高速道路京都東ICから約23km
駐車場 奥比叡ドライブウェイ横川駐車場(80台/無料)
問い合わせ 比叡山延暦寺 TEL:077-578-0001/FAX:077-578-0678
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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