氷室神社
奈良県奈良市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載される古社が氷室神社(ひむろじんじゃ)。平城京遷都後の和銅3年(710年)、春日野に築かれた氷室がルーツという古社で、奈良に都がある時代には宮中に氷を献上していました…
奈良県奈良市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』に記載される古社が氷室神社(ひむろじんじゃ)。平城京遷都後の和銅3年(710年)、春日野に築かれた氷室がルーツという古社で、奈良に都がある時代には宮中に氷を献上していました…
兵庫県神戸市兵庫区氷室町に鎮座する古社、氷室神社。『日本書紀』仁徳天皇62年の夏の条に額田大中彦皇子(ぬかたのおおなかつひこのみこ)が闘鶏野(つげの)で氷室を発見したと記され、氷室神社境内の氷室旧跡だと推測されています。…
兵庫県宝塚市小浜(こはま)にある高さ1m30cmの仏頭が首地蔵。馬街道沿いの高台に安置される頭部だけの地蔵尊ですが、武庫川の上流から洪水の際に流れてきたとも、小浜がまだ入江だった時代に漁師が見つけたとも、伊丹の領主が夢告…
兵庫県たつの市龍野町、霞城館・矢野勘治記念館近く、上霞城地区にある資料館がたつの市武家屋敷資料館。鉄砲師や鍛冶職として藩に仕えた芝辻平左衛門の武家屋敷を再生したもの。建物自体を歴史的資料として保存、公開したもので、復原さ…
兵庫県たつの市龍野町にある歴史ミュージアムがたつの市立龍野歴史文化資料館。地元出身の鹿島守之助博士が設立した八重洲ブックセンターから建物の寄贈を受け、平成元年に開館。年代別に5つのテーマに分けた常設展示のほか、特別展も随…
兵庫県姫路市の姫路公園内にある日本庭園が好古園(こうこえん)。正式名は姫路城西御屋敷跡庭園好古園で、姫路城の発掘調査により確認された西御屋敷跡遺構を基にした約1万坪の敷地に、趣向が異なる9つの庭園群が造られた池泉回遊式の…
兵庫県淡路市小倉にある阪神・淡路大震災(平成7年/兵庫県南部地震)で出現した野島断層(国の天然記念物)を、そのまま保存展示した施設が北淡震災記念公園。野島断層保存館を中心に、さくら公園、レストラン・物産館、芝生の広がる憩…
兵庫県神戸市須磨区にある高野山真言宗の寺、妙法寺。神戸市営地下鉄に妙法寺駅という駅名がありますがその駅名の由来となる寺。天平10年(738年)、行基開基と伝わる古刹で、本尊・木造毘沙門天立像は平安時代の作で国の重要文化財…
兵庫県たつの市龍野町大手にある龍野の醤油醸造の歴史を解説するミュージアムが、うすくち龍野醤油資料館。天正年間(1580年頃)創業、うすくち醤油(淡口醤油)の代表的企業、ヒガシマル醤油の運営。館内では天正年間に始まった龍野…
兵庫県揖保郡太子町鵤(いかる)にある天台宗の古刹が斑鳩寺(いかるがでら)。推古天皇14年(606年)、聖徳太子は推古天皇のために勝鬘経(しょうまんぎょう)を講讃。天皇は大いに喜ばれ播磨国に水田百町を与えたのが斑鳩荘(鵤荘…
兵庫県姫路市御国野町、播磨国分寺跡(はりまこくぶんじあと)の寺域の北側に建つのが牛堂山国分寺(うしどうさんこくぶんじ)。播磨国分寺の後継寺院で、山門は奈良時代に聖武天皇の詔で建立された播磨国分寺の金堂のあった場所で(巨大…
兵庫県三木市にある本山修験宗の寺、伽耶院(がやいん)。寺伝によれば、大化元年(645年)、孝徳天皇の勅願寺として、法道仙人が開基。法道仙人は天竺(インド)から牛頭天王(ごずてんのう)を携えて日本に渡来したと伝える伝説の仙…
兵庫県三木市にある曹洞宗の寺、雲龍寺。三木合戦ゆかりの寺で、境内には別所長治首塚があります。寺伝によれば天徳2年(957年)、元三大師(がんざんだいし)の名で知られる天台宗の僧・良源(りょうげん=慈恵大師、)の創建。高源…
兵庫県丹波市にある臨済宗中峰派(りんざいしゅうちゅうほうは)の本山、高源寺(こうげんじ)。山梨県甲州市大和町の栖雲寺(せいうんじ)が東天目と呼ばれるのにに対して、高源寺は西天目。開山時に、中国・天目山より持ち帰ったと伝え…
兵庫県姫路市にある古社、松原八幡神社。社伝によれば、奈良時代の天平宝字7年(763年)、妻鹿の漁師が「八幡大菩薩」と記された霊木を拾い、それを祀ったのが始まりという古社。宇佐神宮の分霊を勧請したと伝えますが、平安時代には…
兵庫県姫路市飾磨区に鎮座し、平安時代編纂の『日本三代実録』に記載される古社、英賀神社(あがじんじゃ)。播磨国一之宮の伊和神社(宍粟市)に祀られる伊和大神(いわのおおかみ=播磨国の国土開発の神)を助け、英賀の地を拠点として…
兵庫県神戸市兵庫区にある高野山真言宗の寺、金光寺(こんこうじ)。承安3年(1173年)、隆善法師が創建した寺で、本尊が大輪田泊修築の際、平清盛が引き揚げたという金色(こんじき)に輝く薬師如来であることから「兵庫の薬師さん…
兵庫県神戸市兵庫区熊野町に鎮座する平清盛ゆかりの社が、熊野神社。平清盛が福原遷都に際し皇城鎮護の神として勧請したのが当時宮中で信仰されていた熊野権現。地元では「夢野の権現さん」と江戸時代まで(神仏分離以前)の呼称が残され…