山王神社
昭和20年8月9日、長崎県長崎市に投下された原爆の熱線と強烈な爆風のため、山王神社の社殿は倒壊。参道に現存する鳥居は、その原爆投下時の遺物として、世界的にも有名になった「一本柱鳥居」。これは爆心地の南東約900mに位置し…
昭和20年8月9日、長崎県長崎市に投下された原爆の熱線と強烈な爆風のため、山王神社の社殿は倒壊。参道に現存する鳥居は、その原爆投下時の遺物として、世界的にも有名になった「一本柱鳥居」。これは爆心地の南東約900mに位置し…
鎖国政策の中、江戸時代の長崎(現・長崎県長崎市)には1万人もの中国人が暮らしていたと推測されていますが、元禄4年(1691年)、唐船(中国船)の船頭たちの願いが許可され、当時中国人の居留地だった唐人屋敷入口に建立された土…
横浜中華街、長崎新地中華街と並ぶ日本三大中華街が神戸市中央区の南京町。開港とともに通訳、そして貿易商としてやってきた華僑がルーツの南京町のシンボルが、関帝廟(かんていびょう)。明治21年の創建で、関帝聖君を主神に、大慈大…
平成10年11月1日の第50回灯台記念日の行事として、海上保安庁が募集し一般の投票によって選ばれた「あなたが選ぶ日本の灯台50選」。東北エリアからは本州最北端の大間埼灯台(青森県大間町)、本州最東端の魹ヶ埼灯台(岩手県宮…
宮崎県美郷町南郷地区に伝わる百済伝説は、7世紀、百済の滅亡時に朝鮮半島から百済の王族が南郷に落ち延びたというもの。王族の遺品といわれる神門神社の宝物・銅鏡「唐花六花鏡」(瑞花六花鏡)など、伝承を裏付ける遺物を収蔵展示する…
宮崎県美郷町の旧南郷村には百済(くだら=古代の朝鮮半島にあった国)滅亡時に王族が移り住んだという伝承が残されています。天智2年8月(663年10月)、白村江の戦いで新羅・唐の連合軍に敗れた後に、この美郷町に落ち延びたとい…
国際航路標識協会(IALA)は、1998年(平成10年)に「世界各国の歴史的に特に重要な灯台100選」を選定。日本国内には明治期の灯台67基が現役で活躍していますが、最重要のAランク(23基)の保存灯台のなかから犬吠埼灯…
静岡県下田市の下田港沖11kmに位置する小島、神子元島(みこもとしま)に建つ灯台が神子元島灯台。まだ旧暦表記時代の明治3年11月11日(1871年1月1日)に初点灯という歴史ある灯台で、海上保安庁の日本の灯台50選、そし…
宮崎県日南市南郷町、目井津港沖3kmに位置する大島(日向大島)に建つ歴史ある灯台が鞍埼灯台(くらさきとうだい)。明治17年8月15日初点灯の日本最古のコンクリート造りです。大島には大島小学校の校舎を改装した日向市営の「ア…
長崎県五島列島の男女群島(だんじょぐんとう)・女島(五島市・無人島)の南端、屏風ヶ浦の断崖の上に建つ灯台が女島灯台(めしまとうだい)。昭和2年12月1日に初点灯の歴史ある灯台で、日本の灯台50選に選定。昭和32年公開の映…
神奈川県箱根町、仙石原に鎮座する説話で知られる金太郎を祭神とする神社が公時神社(金時神社)。平安時代の武士で「源頼光の四天王」のひとりとも伝わる坂田公時(さかたのきんとき=坂田金時)の幼名が金太郎。生地は南足柄市地蔵堂と…
神奈川県箱根町、台ヶ岳(1044.4m)の北西に広がる仙石原高原にはススキの群落が続き、秋になるとあたり一面が黄金色のススキの原となります。もっとも群落が美しいのは、仙石原の中心街から湖尻に抜ける神奈川県道75号(湯河原…
神奈川県横浜市、山下公園の氷川丸を係留する特設桟橋先端に移設保存される明治時代の灯台が旧横浜東水堤灯台。横浜が貿易港として発展するために築かれた航路を進む船へ港の入り口を示す防波堤灯台として横浜港北水堤の先端に建つ赤灯台…
瀬戸内海に浮かぶ大崎上島(広島県大崎上島町)の東岸、大三島側に向かう中ノ鼻の突端に建つ灯台が中ノ鼻灯台。潮の流れが速い難所である来島海峡を避け、三原瀬戸を航行する船が多かったため、明治時代に建設された9灯台のひとつ。明治…
広島県尾道市、芸予諸島のひとつ、高根島(こうねしま)の北端・押寄鼻に建つのが高根島灯台。明治27年5月15日初点灯という歴史ある石造灯台で、保存灯台のランクはDランクですが、海上保安庁の日本の灯台50選に選定されています…
壺井栄の小説『二十四の瞳』の舞台となった小豆島で、昭和62年、田中裕子主演で再映画化された際に作られたオープンセットをそのまま保存した施設が小豆島町田浦地区にある二十四の瞳映画村。現在はテーマパークとして、約1万平方メー…
伊豆七島の三宅島(東京都三宅村)の伊豆半島を望む東北側の岬が伊豆岬。その突端に建つ灯台が明治42年6月1日初点灯という歴史ある伊豆岬灯台です。塔高10.0mで塔身は四角というユニークなスタイルで、海上保安庁のDランク保存…
香川県土庄町、小豆島国際ホテルの南にある弁天島から中余島、小余島、大余島と続く島々は、1日2回の干潮時にはトンボロ現象で砂浜が出現して歩いて渡ることができるためエンジェルロード(天使の散歩道)と呼ばれています。「道の真ん…