浦安市郷土博物館

かつては、漁業の町だった浦安の歴史、民俗を紹介する郷土博物館。浦安の海の生物を水槽に展示し、ジオラマや映像を交えて解説。野外展示館「浦安のまち」は昭和初期から昭和20年代後半の漁師町・浦安を再現しています。

昔懐かしい浦安の町並みを再現

浦安市郷土博物館

船の展示室「海を駆ける」では浦安の海で活躍した数種類の木造船・櫓や櫂・エンジンとそれらの船を製造するのに使用した舟大工道具を展示し、木造船の造船場を再現。

野外展示館「浦安のまち」は、漁師の家や海苔製造所、茅葺きの長屋などが移築され、昭和初期から20年代後半の漁師町・浦安を再現しています。また、海苔採り用の木造船「ベカ舟」も展示され、実際に漕ぐこともできます。予約で貝むきなどの体験も可能。

館内のカフェレストラン「すてんぱれ」では名物のあさりめしが味わえます。あさりめしセット、あさり丼セットで土・日曜には売り切れになることも。ケーキとコーヒーでひと息つくことも。
「すてんぱれ」は、浦安市の方言で抜けるような晴天を表す言葉で、障がい者就労移行支援のレストランでもあるので、ぜひご利用を。

浦安市郷土博物館

浦安はかつて漁業、海苔の養殖で繁栄した漁師町だった

浦安はかつてアオギス、ボラ、イワシなどを水揚げする東京湾有数の漁場がありました。さらに海苔の養殖では千葉県では一番の生産地でした。市場である東京が近いこともあり、とれたての魚は自転車に載せられ行商で売られることも多かったのです。
東京湾の埋め立てなどにより昭和46年4月に行なわれた浦安町漁業協同組合の臨時総会で漁業権の全面放棄が決定し、今では生活の糧としての漁業はまったく行なわれていません。またかつての特産だったアオギスも今では幻の魚に。

浦安という地名の由来は!?

浦安という地名は、明治22年に当代島村、猫実村(ねこざねむら)、堀江村が合併したときに誕生した名前で「安らかな浦」という意味合いがあります。

浦安市郷土博物館
かつて東京湾にいた魚などを飼育する水槽
浦安市郷土博物館
名称浦安市郷土博物館/うらやすしきょうどはくぶつん
所在地千葉県浦安市猫実1-2-7
関連HP浦安市郷土博物館公式ホームページ
電車・バスでJR新浦安駅または地下鉄東西線浦安駅から東京ベイシティおさんぽバスで10分、健康センター・郷土博物館前下車、徒歩2分
ドライブで首都高速湾岸線葛西ランプから約5.3km
駐車場浦安市役所総合駐車場(120台/無料)
問い合わせ浦安市郷土博物館 TEL:047-305-4300/FAX:047-305-7744
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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