鯛の浦遊覧船

千葉県鴨川市、千葉県で唯一、国の特別天然記念物に指定される「鯛の浦タイ生息地」を見学する観光船が、鯛の浦遊覧船。日蓮が訪れた際、海に向かってお題目を書くと、多数の鯛が集まり、お題目を食べ尽くしたという伝説が残る海が内浦湾内の鯛ノ浦（妙ノ浦）です。小湊妙の浦遊覧船協業組合が運航。

人数が集まり次第に出航の不定期航路

それ以来、鯛はこの地で「日蓮聖人の化身」として、殺生禁断で保護されてきました。
また本来マダイは、深海性で、しかも群れをなさない習性ですが、鯛の浦のマダイは、水深10m〜20mほどのところで群をなしているという不思議な特性があり、国の特別天然記念物にも指定されています。

船べりをたたく音を聞くと水面近くに群れをなして出現し、与えられた餌を食べるというのは鎌倉時代以来の長い歴史が生み出した奇跡ともいえるのです。
鯛の浦出港の遊覧船に乗船すれば、そんな様子を見学可能。
遊覧船から餌が撒かれると鯛が集まってくるが、この投げ餌も鎌倉時代に始まったもの。鯛の浦遊覧船はペット（犬と猫）も乗船可能です。
遊覧船は予約なしで乗船できる「不定期遊覧船」、公式サイトの「本日の運行状況」を見て、アクセスを。

コースは、大弁天島・小弁天島を見て折り返す、25分間の周遊。

乗船場の1階には土産コーナー、2階には展示館があり、日蓮聖人と鯛の浦の出来事を絵解きで紹介するコーナーや鯛の生態、遊覧船の歴史の解説コーナーがあります。
3階は内浦湾眺望の展望室に。

鯛の浦（鯛の浦遊歩道）

鴨川市の内浦湾内にあり、日蓮が訪れた際、海に向かってお題目を書くと、多数の鯛が集まって、そのお題目を食べつくしたという伝説が残る海が鯛ノ浦（妙ノ浦）。それ以来、鯛はこの地で「日蓮聖人の分身」として、殺生禁断で保護されてきたのです。鯛の浦タイ

鯛供養弁天祭｜鴨川市

1月18日8:30～10:30、日蓮聖人誕生の地として知られる鴨川市小湊で行なわれるのが『鯛供養弁天祭』（妙の浦弁天祭）。妙蓮寺に集まり、読経の後、妙蓮寺から列をつくって鯛の浦に移動。信徒ら100人が「妙の浦丸」など2隻の遊覧船で大弁天島沖