第49回江戸川区花火大会｜2024

2024年8月24日（土）19:15～20:20、『第49回江戸川区花火大会』が開催。東京都江戸川区と千葉県市川市で同時開催する大規模な花火大会。オープニングは、恒例の5秒で1000発を打ち上げるというダイナミックな展開。日本一の観客動員数（人出）を誇るのがこの江戸川区花火大会です。

首都圏で観客動員ナンバーワンの花火にはそれなりにワケがある

隅田川花火大会、江戸川区花火大会が東京二大花火大会。
打ち上げ場所は、都立篠崎公園先の江戸川河川敷で、万治2年（1659年）創業という宗家花火「鍵屋」が第1回大会から打ち上げを担当しています。

大川（現・隅田川）の川開き花火大会（隅田川花火大会の原型）を担当したのも鍵屋6代目の弥兵衛。
「鍵屋」番頭の静七が暖簾分けをして生まれたのが「玉屋」で、「かぎや〜」、「たまや〜」という掛け声はその時に生まれたものです。
天保14年（1843年）に「玉屋」の出火で大火事となり玉屋市兵衛を江戸から追放され、「玉屋」は廃業、今も江戸時代からの伝統を守るのは、鍵屋のみとなっています。

『江戸川区花火大会』のアクセスは、都営地下鉄篠崎駅から徒歩15分、JR小岩駅または京成電鉄京成江戸川駅から徒歩25分と、まあまあですが、首都圏では目下一番人気ともいえる花火大会。

打ち上げ数は1万4000発で、例年江戸川区側だけで90万人の人出を集めます（市川市と合計140万人は、日本一の人出）。
（14:30から花火大会終了後、安全確認ができるまで、江戸川水面で水上規制も実施されます）

趣の違う7つのテーマで構成され、各テーマのイメージに沿ったBGMに乗せて、華麗な花火が打ち上がります。
江戸川名物5秒1000発のオープニング、国内最大級の富士の大仕掛け、クライマックスを飾る怒涛の金カムロは圧巻です。

【第49回江戸川区花火大会プログラム】

19:15＝「鼓動 -祭典のはじまり-」（江戸川名物の5秒1000発の花火）
19:25＝「Bee　Together!!　-ひまわりを探せ-」
19:35＝「日本華火（にほんはなび）　-富士に舞う-」（繊細で美しい日本伝統の花火「和火」と江戸川名物の「富士の大仕掛け」が融合）
19:45＝「RED×GOLD -果てなき戦い-」（赤色と金色の花火がぶつかり合う）
19:55＝「白銀のメロディー -夏夜の奇跡-」
20:05＝「イロトリドリ -虹カケル-」
20:15＝「Fly High -希望の未来へ-」（江戸川名物、怒涛のカムロ花火）

プログラムNo.4「RED×GOLD　-果てなき戦い-」とNo.6「イロトリドリ　-虹カケル-」は、緻密なコンピューター制御による赤と金の激しくスピード感あふれる花火や美しい発色で無数に咲く虹色の花火は今年の注目ポイントです。

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