毎年7月17日18:00~21:00、山口県下関市の永福寺で『幽霊まつり』が行なわれます。「幽霊寺」と通称される永福寺に伝わる幽霊の絵が年に一度のご開帳。門前の海産問屋の娘が、不仲な両親を案じて若死。娘の亡霊が住職の枕元に両親を諭してほしいと現れたときに住職の玉雲が描いたものと伝わり、実は心やさしい幽霊の絵。
線香にあたると無病息災で過ごせる!
本来は安置されている「十七夜観音」(じゅうしちやかんのん)とよばれる千手観音(せんじゅかんのん)を開帳する日で、同時にこの寺に伝わる幽霊の絵の掛け軸を公開することとから近年は『幽霊まつり』として有名になったもの。
娘の命日が十七夜観音の縁日だったことから、毎年この日に公開。
当日、お堂の前で焚かれる線香にあたると無病息災で過ごせると伝えられています。
ちなみに永福寺は山陽道、赤間関街道の起終点にあたる寺。
永福寺『幽霊まつり』|下関市 | |
所在地 | 山口県下関市観音崎町8-2 |
場所 | 永福寺 |
電車・バスで | JR下関駅から徒歩25分。または、JR下関駅からバスで4分、三百目下車、徒歩7分 |
ドライブで | 中国自動車道下関ICから約3km |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 永福寺 TEL:083-223-5841 |
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