宿儺の湯

岐阜県高山市丹生川町、ほおのき平スキー場のゲレンデに面した立ち寄り湯が、宿儺の湯（すくなのゆ）。宿泊施設の「ジョイフル朴の木」の2・3階部分が温泉施設で、北アルプス乗鞍岳の地下1000mから湧出するナトリウム-炭酸水素塩温泉は神経痛、筋肉痛、切り傷などに効能があります。

ほおのき平スキー場にあるホテル併設の立ち寄り湯

源泉名は、飛騨にゅうかわ温泉で、30度を超える程度のナトリウム炭酸水素塩温泉（含硫黄）が毎分40Lほど湧出するので、加温、循環ろ過して利用しています。
内湯には、バイブラバス、ジェットバス、サウナ、水風呂、かけ湯が、大浴場や露天風呂からは、冬は白銀のゲレンデ、夏はゲレンデに植えられたひまわりや黄花コスモスの花畑を眺望。
ほおのき平バスターミナルは、乗鞍スカイライン・畳平へのバスの発着所にもなっているので、下山時の入浴も可能なほか、登山基地にすることもできます。

ちなみに「宿儺」（すくな）は、日本書紀に登場する飛騨の守り神「両面宿儺」に由来する名前。
仁徳天皇の時代に飛騨に現れたとされる鬼神で、5世紀に大和王権に抗した古代の豪族とも推測されています。

ほおのき平バスターミナル

岐阜県高山市丹生川町、通年マイカー規制を実施する乗鞍スカイラインの平湯ゲートに最も近い駐車場横にある濃飛バスのバスターミナルが、ほおのき平バスターミナル。 乗鞍スカイラインのシャトルバスは、平湯バスターミナル→ほおのき平バスターミナル→大黒