飛騨古川まつり会館

飛騨古川まつり会館

岐阜県飛騨市市古川町、毎年4月19・20日に気多若宮神社(けたわかみやじんじゃ)の例大祭として行なわれる『古川祭』(別名けんか祭り)。日本三大裸祭にも数えられる『古川祭』に使われる屋台を展示し、人気のからくり人形を実際に動かす実演で『古川祭』の雰囲気を体感できるミュージアムです。

「古川祭の起し太鼓・屋台行事」を詳しく紹介

飛騨古川まつり会館

ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台」行事(高山祭の屋台行事など、大垣祭の軕行事など日本の祭33件が登録)として登録される『古川祭』(登録名は「古川祭の起し太鼓・屋台行事」)。
祭りの開始を告げるために打ち鳴らしたといわれる「起し太鼓」(19日夜)と、絢爛豪華な9台の「屋台巡行」からなり、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。
屋台は、神楽台(向町組)、三番叟(壱之町上組)、鳳凰台(壱之町中組)、麒麟台(壱之町下組)、三光台(弐之町上組)、金亀台(弐之町中組)、龍笛台(弐之町下組)、清曜台(三之町上組)、白虎台(三之町下組)、青龍台(殿町組)の10台で、『古川祭』の間、町内を曳行し、からくり人形や子供歌舞伎が演じられます。
屋台に施された巧妙な彫刻は、まさに飛騨に息づく雅の文化の象徴。

令和2年にリニューアルされた飛騨古川まつり会館では、常時、館内に本物の古川祭屋台3台を展示しています。
祭り屋台、起し太鼓の展示だけでなく、親戚や知人を自宅に招いて「ごっつぉ」(ご馳走)やお酒を振る舞うおもてなし「呼び引き」、御神輿行列、 町内で御神霊を招来し奉祀する拠点「当番会所」の紹介があるほか、4Kシアターでは高画質で祭りの映像を視聴できます。

画像協力/飛騨市観光協会

飛騨古川まつり会館
飛騨古川まつり会館
名称 飛騨古川まつり会館/ふだふるかわまつりかいかん
所在地 岐阜県飛騨市古川町壱之町14-5
関連HP 飛騨古川まつり会館公式ホームページ
電車・バスで JR飛騨古川駅から徒歩5分
ドライブで 東海北陸自動車道飛騨清見ICから約19.5kmで飛騨市役所駐車場
駐車場 飛騨市役所前駐車場(100台/30分まで無料、以降有料)
問い合わせ 飛騨古川まつり会館 TEL:0577-73-3511/FAX:0577-73-6660
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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