群馬県利根郡みなかみ町湯檜曽(ゆびそ)、山麓の谷川岳ベースプラザ(土合口駅)から谷川岳ロープウェイで山上(天神平駅)へと上った場所が、谷川岳・天神平。標高1319mに位置するのが天神平駅。一帯は冬は谷川岳天神平スキー場となりますが、夏はお花畑で、天神峠展望台へのペアリフトも運転されています。
フニテル式の谷川岳ロープウェイで登った絶景の地
天神平一帯は、ニッコウキスゲ、クルマユリ、シャクナゲ、シラネアオイ、ショウジョウバカマ、ハクサンコザクラ、シモツケソウなど咲くお花畑。
さらに天神峠ペアリフトで天神山頂上直下まで登れば、天神峠展望台(1502m)があり、谷川岳が大迫力で眺望できます。
天神峠は尾根伝いに登る(天神尾根コース)の谷川岳登山口にもなっていて、登山者でも賑わっています。
天神峠には菅原道真を祀る谷川岳天満宮の鳥居と社もあり、これが天神峠、天神尾根という地名の由来。
平安時代の渡来銭・皇宋通宝(11世紀頃から流通)も出土しています。
谷川岳の山頂(オキの耳)にあるのが冨士浅間神社奥の院、この天満宮が中院で、山麓の谷川温泉にあるのが里宮に。
谷川冨士浅間神社の創建は南北朝時代の康暦2年(1380年)という古社で、中世の富士山信仰、さらに菅原道真信仰と山岳修行などが天神平という地名を生み出しているのです。
星野リゾートが運営する谷川岳ロープウェイの天神平駅から徒歩3分の場所に「ビューテラスてんじん」が営業、オーダーごとに焼きたてを提供される「パングラタン」を味わいながら、谷川連峰の大パノラマを眺めることができます。
天神峠ペアリフトで登った天神峠にはテイクアウト式のカフェ「頂上駅カフェテラス」もあり、こちらも絶景を眺めての軽食が可能。
谷川岳・天神平 | |
名称 | 谷川岳・天神平/たにがわだけ・てんじんだいら |
所在地 | 群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽湯吹山国有林 |
関連HP | 谷川岳ロープウェイ公式ホームページ |
電車・バスで | JR土合駅から徒歩25分、土合口駅から谷川岳ロープウエイで谷川天神平駅下車 |
ドライブで | 関越自動車道水上ICから約12km |
駐車場 | 谷川岳ベースプラザ駐車場(1500台/有料、年末年始を除く12月〜4月は平日無料) |
問い合わせ | 谷川岳ロープウェイ TEL:0278-72-3575 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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