御崎公園

兵庫県神戸市兵庫区御崎町1丁目にある伸びやかに芝生が広がる公園が、御崎公園（みさきこうえん）。戦前は鐘淵紡績（現・クラシエホールディングス）の兵庫工場、戦後は神戸競輪場（昭和35年廃止）があった場所で、現在は御崎公園球技場（ノエビアスタジアム神戸）と園地になっています。

広大な多目的芝生広場が広がる

御崎公園球技場（ノエビアスタジアム神戸）は、楽天ヴィッセル神戸のホームスタジアムであるほか、ラグビーでも利用され、『ラグビーワールドカップ2019』の会場として使われました。
また、神戸市成人式なども行なわれています。

公園内には桜が植栽され、春にはお花見を楽しむことができます。
広大な多目的芝生広場があるほか、遊具広場には子供向けの複合遊具も配され、ファミリーにも人気。

御崎公園球技場（ノエビアスタジアム神戸）一周するウォーキングルート（スタジアム周回ルート）は700m、手軽な散歩コースになっています。
御崎公園球技場（ノエビアスタジアム神戸）の北東側には神戸市電1103号が静態保存されています。

ちなみに鐘淵紡績兵庫工場は、明治38年に開設。
明治45年には兵庫工場への通勤客の駅として和田岬線に鐘紡前駅が開業しています（戦災で休止し、昭和37年に廃止）。
鐘淵紡績兵庫工場は神戸大空襲で97%が罹災するという大打撃を受け、戦後、廃止されています。