兵庫県西宮市甲子園町、阪神甲子園球場の外野スタンドと、その南側にある「甲子園プラス」を展示スペースとする阪神タイガースと高校野球、大学アメフトの全日本大学選手権「毎日甲子園ボウル」に関するミュージアムが、甲子園歴史館。毎年夏休みには高校野球に関する特別展示も行なわれています。
阪神タイガース、高校野球、甲子園ボウルを詳しく解説
阪神甲子園球場は、大阪朝日新聞(現・朝日新聞社)主催の全国中等学校優勝野球大会(現・全国高等学校野球選手権大会)の開催を主目的に、大正13年8月1日に完成した野球場。
当初は多目的運動場で、球技場や陸上競技場を兼ねていますが、大規模なスタジアムとしては日本初というもの。
野球専用としては東京六大学の明治神宮野球場が最古の存在ですが、野球の歴史という点では阪神甲子園球場に軍配が上がり、令和6年8月には開場100周年に。
全国高等学校野球選手権大会(通称・夏の甲子園)および選抜高等学校野球大会(通称・春の甲子園)という2大高校野球全国大会の試合会場、そして阪神タイガースのフランチャイズで、「野球の聖地」としての歴史を紹介するのが甲子園歴史館です。
平成22年のリニューアルで外野スタンドの一画に設けられ、令和4年に「甲子園プラス」内にも拡張されています(阪神甲子園球場内が「球場エリア」、甲子園プラス内が「PLUSエリア」です)。
展示は、阪神甲子園球場における開場以来からの歴史、高校野球の歴史、阪神タイガースの歴史、そして甲子園ボウルに関してのもの。
阪神タイガースに関してはセ・リーグで優勝した年の「歓喜のビクトリー」、タイガースの歴史を球団の創設から8つの時代に分けて解説する「栄光のヒストリー」、タイガースの永久欠番選手を紹介する「ヒーロー列伝」などがあり、タイガースファンならずとも楽しめる内容です。
スタジアムツアーも実施され、スタジアム見学コース、タイガースコース(スタジアム見学付き)、タイガースコース(OB解説付き)、タイガースコース(練習見学のみ)、タイガースコース(OB解説付き)の5コースが用意されています。
タイガースコースは、公式戦開催日に限定して行なわれるもので、タイガースファンには人気のコースです。
甲子園歴史館 | |
名称 | 甲子園歴史館/こうしえんれきしかん |
所在地 | 兵庫県西宮市甲子園町8-15 甲子園プラス2F |
関連HP | 甲子園歴史館公式ホームページ |
電車・バスで | 阪神電車甲子園駅から徒歩7分 |
駐車場 | 甲子園プラス駐車場(28台/有料) |
問い合わせ | 甲子園歴史館 TEL:0798-49-4509 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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