マリモ展示観察センター

美しい球状体を作る淡水性の緑藻がマリモ(毬藻)。特別天然記念物に指定されていますが、環境省の絶滅危惧種に指定されています。さらに巨大なマリモが球体で群生しているのは阿寒湖とアイスランドのミーバトン湖だけ。そのマリモを水槽に展示するのが阿寒湖上にあるチュウルイ島の「マリモ展示観察センター」です。

阿寒湖の湖底を再現した大水槽にマリモがゴロゴロ!

環境に配慮して目立たない色合いに
阿寒湖の湖底を再現した大水槽

チュウルイ島へは、阿寒湖温泉街から阿寒観光汽船の遊覧船か、モーターボートで上陸。
遊覧船の場合は15分ほど立ち寄りますので見学が可能です。
チュウルイは、アイヌ語のチュウ・ルイ(ciw-ruy=激しい・流れ)に由来します。

マリモは、明治30年、札幌農学校(現・北海道大学)の川上瀧彌(かわかみたきや)が阿寒湖西岸の尻駒別湾(尻駒別川の流れ出しがある湾)で発見。その形状から「マリモ(毬藻)」という和名が付けられています。

阿寒湖ほど巨大ではありませんが、釧路湿原の塘路湖やシラルトロ湖にもマリモは生息しています。

阿寒観光汽船航路図
阿寒観光汽船航路図
マリモ展示観察センター
名称 マリモ展示観察センター/まりもてんじかんさつせんたー
所在地 北海道釧路市阿寒町チュウルイ島
関連HP 阿寒観光汽船公式ホームページ
電車・バスで JR釧路駅から阿寒バス阿寒湖畔行きで2時間、終点下車、徒歩5分で桟橋
ドライブで 釧路空港から約60kmで湖畔駐車場
駐車場 阿寒湖畔第1・第2・第3駐車場(400台/有料)
問い合わせ マリモ展示観察センター TEL:0154-67-2505/遊覧船は阿寒観光汽船 TEL:0154-67-2511
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

阿寒観光汽船

2017年5月15日

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ