中瀬沼

中瀬沼

磐梯高原(福島県北塩原村)の桧原湖と小野川湖の間にある沼が中瀬沼。沼周辺の湿地にはハンノキやシロヤナギが茂り、丘陵は、アカマツ、カンバ、カエデ類の森となっています。森の木々には、ツタウルシ、ヤマブドウ、ツルウメモドキなどのツル性植物がからみ、秋の紅葉時にはまさに絶景となるためカメラマンなどに人気がある場所です。

中瀬沼探勝路を利用し、中瀬沼展望台へ!

中瀬沼
中瀬沼展望台からの眺め
中瀬沼探勝路

県道側の入口(中瀬沼駐車場または裏磐梯サイトステーションバス停・駐車場)から全長1.2km、所要30分の中瀬沼探勝路を利用し東屋のある中瀬沼展望台に到達すれば、磐梯山の噴火口を背に沼を覆うばかりに広がる樹海を見渡すことが可能。

カメラマン、画家には高原随一の人気ポイントで、紅葉シーズンには日の出前からカメラマンの場所取りが始まるほど。

中瀬沼探勝路

点在する沼と流れ山は噴火の痕跡

周辺にはレンゲ沼(裏磐梯サイトステーション駐車場、レンゲ沼駐車場から沼を一周できます)、姫沼などもありますが、いずれの沼も明治21年の磐梯山爆発、小磐梯の山体崩壊による岩屑流などによって川が堰き止められたもの。
注目は周辺の展望台などになっている小高い丘で、岩屑流などが丘を形成したもので、「流れ山」という呼び名があります。
つまり、点在する流山と沼は磐梯山噴火の痕跡というわけなのです。

中瀬沼
名称中瀬沼/なかせぬま
所在地福島県耶麻郡北塩原村檜原小野川原
関連HP裏磐梯観光協会公式ホームページ
ドライブで磐越自動車道猪苗代磐梯高原ICから約20.2km
駐車場裏磐梯サイトステーション駐車場(30台/無料)
問い合わせ裏磐梯観光協会 TEL:0241-32-2349
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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