茨城県日立市にあるJR常磐線の駅が日立駅(ひたちえき)。常磐炭田の石炭輸送も担って明治30年2月25日、日本鉄道の水戸〜平間開通と同時に助川駅(すけがわえき)として開業。昭和14年9月1日に助川町が日立町と合併して日立市となったことに伴って日立駅に改称されています。平成23年完成の橋上駅舎が海を眺める絶景で有名。
「展望イベントホール」から海を一望に
昭和35年に日立鉱山専用電気鉄道が廃止されるまでは、日立鉱山(跡地は国の近代化産業遺産)で産する銅、硫化鉄鉱などを積み出していました。
電機メーカーの日立製作所(HITACHI)は、日立鉱山で使用する機械の修理製造部門から生まれた企業です。
現在のモダンな駅舎は地元、日立市出身の建築家・妹島和世(せじまかずよ)の作品で、2014年には鉄道関連では唯一の国際デザインコンペティション「ブルネル賞」の優秀賞を受賞。
通路の先端が海を眺める「展望イベントホール」になっています。
ゆるい上り坂の自由通路を歩いて、「展望イベントホール」に向かうと、いきなり視界に海が飛び込む設計に。
さらに、全面ガラス張りの「SEA BiRDS CAFE」(シーバーズカフェ)でのんびりとくつろぐことができます。
わざわざこのカフェを目的に日立を旅する人がいるほど。
日立駅 | |
名称 | 日立駅/ひたちえき |
所在地 | 茨城県日立市幸町1-1-1 |
関連HP | JR東日本公式ホームページ |
駐車場 | 駅前広場駐車場(8台/30分まで駐車可能、無料) |
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