伊東市で『伊東温泉箸まつり』

伊東温泉箸まつり手筒花火

毎年8月22日、伊東市で『伊東温泉箸まつり』を開催。伊東温泉夏のフィナーレを飾るイベントです。1年間、伊東温泉の旅館などで使われた箸を供養するイベントですが、神輿パレード、供養塔点火、手筒花火&伊東太鼓演奏、打ち上げ花火とイベント満載。

家康ゆかりの「手筒花火」は必見!

伊東温泉箸まつり
神輿パレードは、キネマ通り・中央商店街から出発

勇壮な神輿のパレードは、キネマ通り・中央商店街から出発。
伊東温泉宿泊施設などで使った箸のお焚き上げである供養塔点火は伊東オレンジビーチで19:10〜。
注目の「手筒花火」(1mほどの竹筒に火薬を詰め、人が抱えながら点火する勇壮な花火)は迫力満点!で20:30〜20:40。
「手筒花火」は、愛知県豊橋市の吉田神社がルーツといわれ、慶長18年(1613年)8月6日、家康は駿府城二ノ丸で、ジョン・セーリス(イギリス人)とともに「立花火」を観賞しています(『駿府政事録』)。これが日本の花火の歴史の始まりともいわれていますが、この時、家康が見たのも「立花火」(立火)が「手筒花火」。家康の本拠である三河がルーツで、家康の領地である遠州にも伝わっています。
ただし、伊豆や駿河、さらに関東では「手筒花火」が伝わる地はなく、伊東で見物できるのも貴重な体験というわけです。
大きな筒から吹き上げる火は、打上花火とはまた違った見応えで、これだけでも見る価値は充分。

打上花火(約1500発)は、伊東オレンジビーチの海上2ヶ所から打ち上げられます。
小雨決行、悪天候の場合は花火のみ順延。
19:30~21:30の間、国道135号線バイパス(かめや楽寛~観光会館)が車両通行止めとなるのでご注意を。

伊東温泉箸まつり花火
燃え尽きる供養塔と打ち上げ花火(伊東オレンジビーチ)

《例年の開催スケジュール》
18:45~20:25=神輿パレード(キネマ通り・中央商店街から出発)
19:10〜   =供養塔点火(伊東オレンジビーチ)
19:40〜20:40=よさこい踊り(海津美神社前)
20:30〜20:40=手筒花火&伊東太鼓演奏(伊東オレンジビーチ)
20:40〜21:00=打ち上げ花火(伊東オレンジビーチ)

伊東温泉箸まつり
開催日時 毎年8月22日
場所 伊東オレンジビーチ・キネマ通り・中央商店会
関連HP 伊東市公式ホームページ
電車・バスで JR伊東駅から徒歩10分
駐車場 なぎさ観光駐車場(103台/有料)
問い合わせ 伊東観光協会 TEL:0557-37-6105
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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