龍泉洞

龍泉洞

岩手県岩泉町、日本三大鍾乳洞のひとつに数えられる龍泉洞(りゅうせんどう)は、洞内の長さは、わかっているだけで3631mで、全体では5000mにも達すると推定されており、「日本の地質百選」、国の天然記念物に指定。地底湖で有名で、地下に湛える水は「龍泉洞地底湖の水」として環境省の名水百選に選定。

美しい地底湖を眺める洞窟探検

洞内総延長は確認されるだけでも3631mで、そのうち700mを公開。
地底湖は8ヶ所発見されていますが、公開されているのは第一地底湖〜第三地底湖の3ヶ所です。

見学できるのは一部ですが、さまざまな鍾乳石、石筍、石柱を見ることが可能。
また、地下水が豊富な龍泉洞には、清水が湧き出すいくつかの地底湖があり、残念ながら未公開ですが、第四地底湖は深さ120mで透明度は41.5mと透明度日本一!
第三地底湖は深さ98mでこちらは見学可能。
地底湖があり、地下水が流れるため、洞内は通年10度前後というクールゾーンで、夏の避暑にも絶好です。

現在のように観光洞になる前は、松明を手に舟を使って洞窟探検していたのだとか。
洞内にはウサギコウモリなど5種類のコウモリが生息し、そのコウモリを観察する蝙蝠穴、ひと口飲むと3年長生きという長命の淵、深さ10mの龍の淵、落盤によって生まれた亀岩、LEDで5色に照明される月宮殿、ポスター撮影にも使われる絶景スポットの第一地底湖展望台、コース最高所の三原峠、コース終点の第三地底湖と、見どころが連続します。

ゴールデンウィークとお盆の11:00〜14:00はとくに混雑するので、この時間帯は避けるのが賢明。

洞内では美しい鍾乳石などにも注目を!

ちなみに「日本三大鍾乳洞」は、龍泉洞のほか山口県の秋芳洞(あきよしどう)、高知県の龍河洞(りゅうがどう)を数えるのが一般的。
あぶくま洞(福島県)、球泉洞(熊本県)、玉泉洞(沖縄県)の3ヶ所を加えて日本六大鍾乳洞と呼ぶ場合もあります。
ただし洞窟の長さ(総延長)では安家洞(岩手県岩泉町/23700m)、秋芳洞(山口県美祢市/10700m)、大山水鏡洞(鹿児島県知名町/10483)、河内風穴(かわちかざあな/10020m)、内間木洞(岩手県久慈市/6013.8m)がベスト5で龍泉洞はベスト10入りも逃しています。

同じ岩泉町には日本最長の安家洞(あっかどう)もあり、入口から700m地点の千枚皿までが公開されているので、時間が許せばあわせて見学を。

なお、龍泉洞と安家洞は、三陸ジオパークのジオスポットになっています。

岩泉町周辺でおすすめの宿は!?

年金福祉事業団の大規模年金保養基地としてリゾート開発開発されグリーンピア。
公的リゾートホテルでしたが、経営不振からすべてのグリーンピアが廃止、一部が民営化されて存続しています。
そのなかのひとつ、グリーンピア田老は、民営化され(「三陸みやこ」の経営)、「グリーンピア三陸みやこ」として再出発しています。

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広大な敷地のリゾートホテルが、民間の手で再生中。
2食付きでも1万円前後で宿泊できるエコノミーな料金設定の割には、豪華な施設。
風呂は温泉ではなく光明石温泉(人工温泉)。
夏休みには流水プールも営業するので、ファミリーの滞在にもおすすめです。

龍泉洞
名称龍泉洞/りゅうせんどう
所在地岩手県下閉伊郡岩泉町神成1-1
関連HP龍泉洞公式サイト
電車・バスでJR盛岡駅からJRバス・岩手県交通バス龍泉洞行き(早坂高原線)で2時間22分、終点下車。または、JR岩泉駅からJRバス小本行きで15分、龍泉洞前下車、すぐ
ドライブで東北自動車道盛岡ICから約88km
駐車場第1駐車場(87台/無料)、第2駐車場(47台/無料)、第3駐車場(295台/無料)、新洞科学館前駐車場(20台/無料)
問い合わせ龍泉洞 TEL:0194-22-2566/FAX:0194-22-5005
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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