慈光院『火渡り法要』|小矢部市|2024

慈光院 火渡り法要

2024年10月17日(木)、小矢部市の慈光院で『火渡り法要』が執り行なわれます。慈光院は高野山真言宗の寺。『火渡り法要』の正式名は大柴燈護摩供(だいさいとうごまく)で、無病息災、罪障消滅を願い、赤い炭火の上を素足で渡る行事。長さ3m、幅1.3mの炭のじゅうたんの上を、不動真言経を唱えた後、素足で渡ります。

一般の参詣者も火渡りが可能! ぜひチャレンジを

導師に続いて一般参詣者も素足で火渡り!

11:00〜本堂で、『大般若転読会』が執り行なわれ、その後、境内の護摩壇に点火します。
燃え上がる護摩壇に願い事が書かれた護摩木が投げ込まれ、20分ほどで燃え尽きて護摩壇が崩れ落ちると、関係者が燃え殻を太い竹の棒で砕き、敷き詰めてあった炭の上に広げます。

まずは導師の福江秦祐副住職らが不動明王の真言を唱えて炭火の上を渡ります。
導師らが渡った後、一般の参詣者も渡ることができ、毎年100名以上が火渡りを体験します(火渡りは素足で行ないます)。
祈願の言葉は、家内安全、当病平癒、身体健全、商売繁盛、家運栄昌 学業成就、交通安全、追善菩提など。
護摩祈祷料500円。

11:00〜大般若転読会
13:30〜柴燈大護摩法要

白馬山慈光院の本尊は本堂に安置の正観世音菩薩。大元堂には不動明王、大元帥明王(だいげんすいみょうおう)、毘沙門天王を、聖天堂に歓喜天安置。
日本一の大きさを誇る大元帥明王は、『火渡り法要』にあわせて年に一度の御開帳(13:30〜)となります。

大元帥明王は、古代インド神話に登場する非アーリアンの鬼神アータヴァカに由来する「荒野鬼神大将」、「森林鬼神」と漢訳されます。
密教においては大日如来の功徳により善神へと変じ、大元帥明王は大元帥の名が表すとおり、明王の最高尊である不動明王に匹敵する霊験を有するのだとか。

渡り終わったら足に水をかけてもらい、冷やすことも
慈光院 火渡り法要|小矢部市|2024
開催日時2024年10月17日(木)13:30~15:00/毎年10月17日
所在地富山県小矢部市西町5-6
場所慈光院
関連HP慈光院公式ホームページ
電車・バスであいの風とやま鉄道線石動駅から徒歩10分
ドライブで北陸自動車道小矢部ICから約6km
問い合わせ慈光院 TEL:0766-67-0104
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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