香川県仲多度郡琴平町にあるJR土讃線(どさんせん)の駅が琴平駅。明治22年5月23日、讃岐鉄道の駅として開業した歴史ある駅で、国有化された後、大正11年11月、阿波池田方面への延伸のため現在地に移転しています。現存する駅舎は大正11年築で、経済産業省の近代化産業遺産にも認定されています。
国の登録有形文化財に指定のレトロな駅舎
平成29年に駅舎改修工事が行なわれ、往時の外観に復元、観光列車四国まんなか千年ものがたり専用の待合室が設置されています。
特急列車を含む全定期列車が停車。
金刀比羅宮を向いて建つ木造平屋建ての本屋(待合室の正面中央に切妻の車寄がある豪華なつくり)、陳列所一号(団体旅客用の旅客上屋三号)、プラットホーム上の旅客上屋一号・旅客上屋二号(ともに大正11年の建築当初は県内最大規模を誇った長大な旅客上屋)、乗換跨線橋(本屋と島式の両プラットホームを連絡)が国の登録有形文化財。
「全国に遍く人と物を運び産業近代化に貢献した鉄道施設の歩みを物語る近代化産業遺産群」として経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。
接近メロディは、「こんぴらさん」(金刀比羅宮)の玄関駅ということで『金毘羅船々』になっています。
琴平駅 | |
名称 | 琴平駅/ことひらえき |
所在地 | 香川県仲多度郡琴平町榎井 |
関連HP | JR四国公式ホームページ |
ドライブで | 高松自動車道善通寺ICから約8km |
問い合わせ | 琴平駅 TEL:0877-73-4171 |
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