第74回金沢百万石まつり|2025

金沢百万石まつり

2025年6月6日(金)~ 6月8日(日)、石川県金沢市で『第74回金沢百万石まつり』が開催されます。金沢百万石まつりは、加賀藩初代藩主・前田利家が天正11年6月14日(1583年8月1日)、金沢城に入城、金沢の礎を築いた偉業を偲び開催する城下町金沢の最大の祭り。豪華絢爛な「百万石行列」がメインイベント。

豪華絢爛な「百万石行列」がメインイベント

金沢百万石まつり

『尾山神社誌』に記される、天正11年6月14日の前田利家金沢城入城。
尾山神社では毎年6月14日に『入城祭』も行なわれています。

『金沢百万石まつり』は、尾山神社で6月第1土曜に斎行される『封国祭』に合わせて、大正12年から昭和20年まで『金沢市祭』として行なわれてきた奉祝行事がルーツで、昭和27年に金沢市と金沢商工会議所が中心となって開催した『商工まつり』が第1回目となります。

1984年の『第33回金沢百万石まつり』の際に、百万石行列の主役である利家役に俳優・鹿賀丈史(金沢出身)を起用。
以降、毎年、利家役に俳優を当てて祭りを盛り上げているのです(第34回のみ一般公募)。
近年では正室・お松の方にも女優を起用。
2025年は利家を俳優の石原良純、お松の方を俳優の北乃きいが演じます。

現在では、薪能や茶会など、400年に渡って受け継がれてきた金沢ならではの伝統ある行事が繰り広げられる一大イベントになっています。
国道157号での『百万石踊り流し』(土曜)、金沢城公園での『百万石薪能』(土曜)、兼六園などでの『百万石茶会』(土・日曜)なども催され、祭典に興趣をそえています。

金沢百万石まつり

第74回金沢百万石まつり|2025 おもな日程

6月6日(金)
9:00~10:00=お水とりの儀式・茶筅供養(金城霊澤・金澤神社・成巽閣)
10:00~10:40=祈願祭(尾山神社)
13:00~14:00=献茶式(尾山神社)
19:00~20:00=加賀友禅燈ろう流し

6月7日(土)
8:30~16:00=百万石茶会(兼六園周辺)
14:00~18:00=百万石行列(金沢駅東広場前~金沢城公園)
18:00~20:00=百万石踊り流し(国道157号線/南町~片町間)
19:00~21:00=百万石薪能(金沢城公園)

6月8日(日)
8:30~16:00=百万石茶会(兼六園周辺)

第74回金沢百万石まつり|2025
開催日時2025年6月6日(金)~ 6月8日(日)
所在地石川県金沢市
場所金沢市街中心部・金沢城
関連HP金沢百万石まつり公式ホームページ
電車・バスでJR金沢駅から徒歩5分
ドライブで北陸自動車道金沢西ICから約8.3km、金沢東ICから約5.8km
駐車場金沢駅周辺の有料駐車場、兼六園駐車場(有料)などを利用
問い合わせ金沢百万石まつり実行委員会
金沢市観光政策課 TEL:076-220-2194/FAX:076-260-7191
金沢商工会議所地域産業グループ TEL:076-263-1154/FAX:076-224-7079
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
金澤神社

金澤神社

石川県金沢市に鎮座する金澤神社は、加賀11代藩主・前田治脩(まえだはるなが)の命で、現在の兼六園内、金城霊沢(きんじょうれいたく)に藩校・明倫堂が開校した寛政6年(1794年)に造営された神社。藩校・明倫堂の学業成就を祈念して学問の神様、菅

金沢城

金沢城

加賀百万石のシンボル、金沢城は、加賀藩主・前田家の居城。天正11年(1583年)、前田利家により本格的な築城が開始されました。天明8年(1788年)築の石川門、安政5年(1858年)に再建された三十間長屋は、そして鶴丸倉庫は国の重要文化財。

尾山神社

尾山神社(おやまじんじゃ)は、加賀藩租の前田利家を祀る神社。拝殿は、入母屋造りで正面に千鳥破風を付け、向拝に唐破風を取り付けたかたち。また、神泉回遊式の神苑は、小堀遠州作といわれ、琴橋や琵琶島が配された風雅な庭園。国の重要文化財の神門は、四

兼六園

水戸の偕楽園(かいらくえん)、岡山の後楽園(こうらくえん)と並び、日本三大名園に数えられる兼六園。江戸時代の代表的な林泉回遊式の庭園で、国の特別名勝にもなっています。霞ヶ池の畔にある徽軫灯籠(ことじとうろう)は、兼六園のシンボルともなった灯

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ