川越氷川神社『縁むすび風鈴』｜2024

2024年7月6日（土）～9月8日（日）9:00〜20:00、埼玉県川越市の川越氷川神社で『縁むすび風鈴』を開催。期間中、境内には1500個の江戸風鈴（すべて手作り）が飾られる風鈴回廊が出現、涼しげな音色を奏でます。風鈴には願いごとを綴った木の短冊をかけることができます。

2014年から始まった小江戸川越の風物詩

ガラス製の江戸風鈴はすべて手作りのため、よく見るとひとつひとつが個性的。
風鈴にかける木の短冊は社務所で授与されています（初穂料300円）。

境内には18:30頃〜20:00の間、境内の小川の底にLED灯を灯した「光る川」も現れます。
また、授与品として江戸風鈴を職人が手作りの風鈴も用意。
淡いピンクが可愛らしい「恋色」などもあるので、お見逃しなく。

ちなみに江戸風鈴とは江戸時代と同じ製法で製造される風鈴で、篠原風鈴本舗（東京都江戸川区）、篠原まるよし風鈴（台東区）のブランドで、川越氷川神社の江戸風鈴を担うのは、篠原まるよし風鈴です。
吹きガラスですが、音をよくするため、開口部をわざとギザギザに仕上げるのが江戸風鈴の特徴。
手作りだからそれぞれ音の高さが微妙に異なるため、1500個の風鈴が奏でる協奏曲ということに。
音が不思議に合わさることがあるそうなので、ぜひじっくりと耳を澄ませてください。

江戸風鈴が全盛期を迎えるのは明治20年代ですが、今も風流な音色は粋人に愛されています。