新永吉の棚田

鹿児島県指宿市池田、池田湖の東岸にある総面積約3.4ha、41枚ほどある石積みの棚田が、新永吉の棚田（しんながよしのたなだ）。棚田の上部を走る鹿児島県道247号（東方池田線）沿いにあるやすらぎ公園からは、眼下に棚田、池田湖越しにる開聞岳という絶景を得ることができます。

NHK大河ドラマ『篤姫』ロケ地にもなった絶景の棚田

背後の高台にある清見城城主・池田信濃守（いけだしなののかみ）が中世末〜近世に石を積んで棚田にしたと伝える、歴史ある棚田で、平均勾配は10分の1。
現在も早期米が植えられ、NHK大河ドラマ『篤姫』（平成20年放送）第1話のロケ地にもなっています。

温暖な南九州では4月の半ばには田植えが行なわれ、田植え後の4月末〜5月中旬にはホタルが飛び交う桃源郷と化しています。