横浜中華街・朱雀門

横浜中華街・朱雀門

神奈川県横浜市、横浜中華街の南門にあたるのが朱雀門(すざくもん)。横浜中華街には現在、大小10基の牌楼(ぱいろう=門)がありますが、そのひとつが朱雀門です。東西南北には「春夏秋冬」、「朝昼暮夜」という陰陽五行に基づく色である「青赤白黒」が当てられ、朱雀門は赤いの門柱になっています。

厄災を祓い、大いなる福を招く門

中華街の元町・山手側に位置するのが朱雀門。
朱雀は、中国の伝説上の四神(四獣・四象)・五獣のひとつで、南方を守護する神獣(神鳥)。
朱は赤であり、五行説では南方の色とされるため、南の入口を護るのが朱雀門ということに。
朱雀は、邪を焼き尽くす炎をまとっているため、厄災を祓い、大いなる福を招く神獣(神鳥)とされています。
朱雀門は、まさに縁起のいい門ということに。
中華街と元町・山手洋館を結ぶ散策ルートなら、この朱雀門の利用を。

ちなみに唐の都・長安の南面皇城門、古代日本の平城京や平安京などでも、南側の正門は朱雀門となっています。

四神(四獣) 五方 五時 五色
青龍 東青
朱雀 朱(赤)
白虎 西
玄武 黒(玄)
黄竜または麒麟 中央 土用
名称 横浜中華街・朱雀門/よこはまちゅうかがい・すざくもん
所在地 神奈川県横浜市中区山下町
関連HP 横浜中華街発展会協同組合公式ホームページ
電車・バスで みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩3分
ドライブで 首都高速横羽線横浜公園ランプから約1km
駐車場 中華街パーキング(300台/有料)など周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ インフォメーション・センター「ChinaTown80」 TEL:045-681-6022/FAX:045-211-0593
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
横浜関帝廟

横浜関帝廟

神奈川県横浜市、日本最大の中華街でもある横浜中華街の関帝を祀る廟。関帝とは、『三国志』でその名を知られる中国の武将、関羽(かんう=西暦220年1月没)のこと。明治6年、居留民によって、山下町140番地付近に日本で最初の小さな廟が創建されたの

横浜媽祖廟

横浜媽祖廟

航海安全の守護神として知られる道教の女神、媽祖(まそ)。「玉皇大帝」「天公」ともいわれ、中国の民間信仰では最高神にされているほどです。あらゆる神・仙人を統御し、人間の行為を算定して運命を決定すると信じられてきた媽祖を祀るのが横浜中華街にある

横浜中華街・朝陽門

横浜中華街・朝陽門

神奈川県横浜市、横浜中華街の東門にあたるのが朝陽門(ちょうようもん)。横浜中華街には現在、大小10基の牌楼(ぱいろう=門)がありますが、そのひとつが朝陽門です。東西南北には「春夏秋冬」、「朝昼暮夜」という陰陽五行に基づく色である「青赤白黒」

横浜中華街・延平門

横浜中華街・延平門

神奈川県横浜市、横浜中華街の西門にあたるのが白虎(びゃっこ)が守護する延平門(えんぺいもん)。横浜中華街には現在、大小10基の牌楼(ぱいろう=門)がありますが、そのひとつが延平門です。東西南北には「春夏秋冬」、「朝昼暮夜」という陰陽五行に基

横浜中華街・玄武門

横浜中華街・玄武門

神奈川県横浜市、横浜中華街の北門にあたるのが玄武(げんぶ)が守護する玄武門(げんぶもん)。横浜中華街には現在、大小10基の牌楼(ぱいろう=門)がありますが、そのひとつが玄武門です。東西南北には「春夏秋冬」、「朝昼暮夜」という陰陽五行に基づく

横浜中華街・善隣門

横浜中華街・善隣門

神奈川県横浜市、中華街大通り入口にある牌楼(ぱいろう)の善隣門(ぜんりんもん)は、横浜中華街のシンボル。初代の善隣門が建てられたのは昭和30年2月で、それまで中華街は「南京町」と呼ばれていました。この善隣門に「中華街」と記されたことにより、

横浜中華街

横浜中華街

横浜中華街(神奈川県横浜市)の起源は、安政6年(1859年)の横浜開港。開港とともに上陸した西洋人の仲介役として活躍したのが、漢字を理解できる広東を中心とする中国人。やがて外国人居留地に近い横浜新田に、日本や外国商館にとって不可欠の存在だっ

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

アバター画像

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

よく読まれている記事

こちらもどうぞ