さめうら湖

さめうら湖

高知県長岡郡本山町(もとやまちょう)と土佐郡土佐町にまたがる、一級河川・吉野川本流上流部を堰き止めた早明浦ダムのダム湖が、さめうら湖。ダム湖百選にも選定される湖は、四国の水瓶的な存在(「四国のいのち」とも)。もちろん、四国では最大のダム湖です。

湖上では、カヌーやサップを楽しむことができる!

総貯水容量3億1600万トンは国内第8位、ダム湖の面積である湛水(たんすい)面積750haは国内第13位です。

早明浦ダムのライブカメラが設置されているのは、ダムサイト北側の早明浦ダム左岸展望台。
展望台からは堰堤と、さめうら湖を一望にできます。

堰堤から本四架橋のモデルとして建設された長さ321mの吊り橋、上吉野川橋までを一周する湖畔道路沿いには、2000本の桜が植栽され、春には桜の回廊となり、初夏にはアジサイ、秋は紅葉と四季折々の美しさを見せています。

堰堤の南西、さめうら湖の湖畔(南岸)には、湖の駅さめうらレイクタウンが整備され、宿泊施設の「さめうら荘レイクサイドホテル」、幻の和牛、土佐あかうしを堪能できるレストランが営業するほか、「さめうらカヌーテラス」があり、カヌー、サップ、サイクリング、湖を眺めるカフェなどを楽しむことができます。
「さめうらカヌーテラス」で、ガイドとともにカヌー、サップボードで湖上を散策する「さめうら湖カナディアンカヌー体験」、「さめうら湖サップ体験」は通年可能。

湖を周回するように高知県道17号(本川大杉線)、高知県道265号(大川土佐線)、高知県道6号(高知伊予三島線)が走り高知県道6号の先にはエメラルドグリーンの八升淵など、渓谷美で名高い瀬戸川渓谷があります。
高知県道6号(高知伊予三島線)の走る瀬戸川沿いには、かつて一の谷林用軌道(明治42年〜昭和35年に使われた森林鉄道)が走っていましたが(おもに現在の県道の対岸)、遺構はほとんど残されていません。

桜のシーズン、GW、夏期、クリスマス〜年始にはダムのライトアップも実施されています。

画像協力/土佐れいほく観光協議会

さめうら湖
名称 さめうら湖/さめうらこ
所在地 高知県長岡郡本山町・土佐郡土佐町
ドライブで 高知自動車道大豊ICから約16km
駐車場 ダムサイト駐車場(無料)、湖の駅さめうらレイクタウン駐車場(無料)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

早明浦ダム

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さめうら荘レイクサイドホテル

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