梅小路公園

梅小路公園

京都府京都市下京区、京都駅から西へ徒歩15分、東海道本線と山陰本線の分岐する京都の都心にある13.7haの都市公園が、梅小路公園。公園の北部に京都水族館、さらに西側にあるかつての梅小路機関車庫一帯を再生した京都鉄道博物館も建っています。

都心にありながら広大な芝生広場、そして小川の流れも

梅小路公園の園内には、芝生広場、水が流れる河原遊び場、イベントが開催される七条入口広場、フィールドアスレチックのある「ふれあい広場」、さらに有料施設として建都1200年記念の日本庭園「朱雀の庭」、復元型ビオトープ「いのちの森」、「チンチン電車」、平成24年3月14日開館の「京都水族館」などがあります。

「すざくゆめ広場」と「市電ひろば」の間(片道210m)を往復する「チンチン電車」は、京都市電・堀川線で活躍した狭軌1型27号車(N電=Nは狭軌の「Nallow」から)。
運行は土・日曜、祝日と夏休みの一部など(1日乗車券も販売されています)。

動態保存されているのは梅小路公園(明治44年製造と推測される27号車)と博物館明治村(明治44年製造の8号車、15号車/愛知県犬山市)のみという貴重なものです。

公園東側(大宮入口)には京都市電935号、京都水族館横の「市電ひろば」には4両の市電が静態保存されています。
また梅小路公園に隣接するの線路には京都鉄道博物館の蒸気機関車「SLスチーム号」(使用の機関車は保存される機関車のひとつ)も走っています(運転日などは京都鉄道博物館の公式HP参照)。

園内西側のビジターセンターとなる「緑の館」には京野菜レストランも併設(2階が朱雀の庭入口)。

平安時代末期にはここに平清盛別邸「西八条第」が!

梅小路は平安時代に溯る名称ですが、平安末期には、この地に平清盛(たいらのきよもり)の別邸「西八条第」(にしはちじょうてい=西八条殿)がありました。
平安京の八条大路(現・八条通)以北、大宮大路(現・大宮通)以西の6町以上を占める広大な敷地で、平家の栄華を誇っていました。

平清盛はヨモギ(蓬)を愛し、邸内にヨモギを植えたために蓬壺(ほうこ=内裏や上皇の御所のたとえ)と呼ばれたのです(『源平盛衰記』)。
平清盛の福原出家後は妻・時子がここを守り、平清盛が64歳で没した2日後、放火による火災にあい、平家の都落ちの際に自ら火を放って焼失。
まさに『平家物語』の「盛者必衰之理顕」(じょうしゃひっすいのことわりをあらわす)となったのです。

梅小路公園
名称 梅小路公園/うめこうじこうえん
所在地 京都府京都市下京区観喜寺町
関連HP 京都市都市緑化協会公式ホームページ
電車・バスで JR京都駅から徒歩15分
ドライブで 名神高速道路京都南ICから約5.5km。または、阪神高速8号京都線鴨川西出口から約4.5km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 梅小路公園 TEL:075-352-2500/FAX:075-352-2561
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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