円隆寺

円隆寺

京都府舞鶴市、高野川を見下ろす愛宕山の山麓にある真言宗御室派の古刹、慈恵山円隆寺。『慈恵山記』などによれば、奈良時代に行基が開山し、平安時代中期の長徳年間(995年~999年)に皇慶上人が中興したと伝わる名刹。本尊の丈六仏(阿弥陀如来坐像)は国の重要文化財。

江戸時代築の堂宇が並ぶ

最盛期の寺域は、現在のJR西舞鶴駅前までに及び、塔頭(たっちゅう=支院)70を数えたと伝わりますが、文治4年(1595年)の山崩れで堂宇を失っています。
藩政時代には田辺藩・牧野家の庇護を受けて繁栄。
天明6年(1786年)築の本堂、宝暦元年(1751年)築の多宝塔、宝暦10年(1760年)築の鐘楼、さらに鎮守堂、総門(以上は京都府の有形文化財に指定)、方丈、庫裏、護摩堂など江戸時代築の堂宇が残されています。

重厚な構えが印象的な山門には、持国天、増長天、多聞天、広目天の四天王が祀られており、本尊の丹後地方最大の丈六仏(阿弥陀如来坐像)、薬師如来坐像、釈迦如来坐像、不動明王立像、毘沙門天立像は、国の重要文化財。

境内には至るところに石仏が点在し、荘厳なムードを醸し出しています。
またレンガの町、舞鶴らしく、大師堂参道は珍しいレンガ造り。
明治22年に敷かれた現存する舞鶴では最も古いレンガとなっています。
隣接して田辺城下の武家・町方の産土社である朝代神社が鎮座。

背後の愛宕山(標高213m)は、古くから信仰の対象で、江戸時代に建立された秋葉堂が山腹に、愛宕神社(神仏習合時代の愛宕堂)が山頂にそれぞれ祀られ、境内から愛宕山山頂へ散策することも可能。

名称 円隆寺/えんりゅうじ
所在地 京都府舞鶴市引土72
電車・バスで JR・北近畿タンゴ鉄道西舞鶴駅から徒歩7分
ドライブで 舞鶴若狭自動車道舞鶴西ICから約6km
駐車場 5台/無料
問い合わせ TEL:0773-75-1193
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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