清水寺・随求堂

清水寺・随求堂

京都府京都市東山区、世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産・清水寺で、秘仏(過去に3度しか御開帳されていません)の大随求菩薩(だいずいぐぼさつ)坐像を本尊として祀っているのが、随求堂(ずいぐどう)。しかも堂の下を大随求菩薩の胎内に見立てた胎内めぐりができるので、ぜひ拝観を。

外国人観光客にも人気の「Tainai meguri」が可能

清水寺・随求堂

建物は、享保20年(1735年)建立と、清水寺の伽藍(がらん)の中では比較的に新しいほうですが、衆生の願いや求めに随(したが)って、それを叶えてくれるという大功徳をもつ大随求菩薩を本尊とし、縁結び、安産、子育ての神仏も祀られるパワースポットとして多くの参詣者を集めています。

胎内巡りは、階段で地下へと下り、暗闇の堂内を、五感を研ぎ澄ませ、大きな数珠を頼りに巡ると、最後にyのような形の梵字(神仏を一字で現す文字/大随求菩薩の梵字は「ハラ」)が記された随求石が光り、それを回して祈るというもの。
善光寺本尊下を巡るお戒壇めぐりと同じ仕組みです。

「胎内めぐり」は通常、9:00〜16:00に可能(有料)。

清水寺・随求堂
名称 清水寺・随求堂/きよみずでら・ずいぐどう
所在地 京都府京都市東山区清水1-294
関連HP 清水寺公式ホームページ
電車・バスで 京阪電鉄清水五条駅から徒歩25分
ドライブで 名神高速道路京都東ICから約7km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 清水寺 TEL:075-551-1234/FAX:075-551-1287
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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