山の産物、海の産物を持ち寄り、神社の祭礼日などで物々交換したのが朝市の始まり。当初は六斎市などの定期市だったものが、通年行なわれるようになり、出店数も多いのが、勝浦朝市(千葉県)、輪島朝市(石川県)、そして高山朝市(陣屋前朝市・宮川朝市)で、日本三大朝市に数えられています。
勝浦朝市
開催地:千葉県勝浦市(朝市通り)/毎月1日〜15日=下町朝市通り、16日〜月末=仲本町朝市通り
歴史:天正18年(1590年)
出店数:70店舗
開催日:水曜と年始を除く毎日
名物:カツオやマグロなどの鮮魚、地物の野菜と、物々交換の歴史を今に伝える品物が並びます
輪島朝市
開催地:石川県輪島市河井町朝市通り
歴史:平安時代(重蔵神社などの祭礼日の物々交換)、室町時代には毎月4と9の付く日に開催
出店数:200店舗
開催日:正月三が日と毎月第2・第4水曜休み
名物:自家産の干物、「唐辛子の魔除け」、「えがらまんじゅう」、「いしるせんべい」など
高山朝市(陣屋前朝市・宮川朝市)
開催地:陣屋前朝市=岐阜県高山市八軒町、宮川朝市=岐阜県高山市下三之町
歴史:陣屋前朝市=江戸時代の高山別院境内「桑市」が起源、宮川朝市=昭和35年
出店数:陣屋前朝市=50店舗、宮川朝市=40~50店舗
開催日:年中無休
名物:「赤かぶ漬」、「朴葉餅」、「さるぼぼ」、みたらし団子、一位一刀彫など
日本三大朝市とは!? | |
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