男狭穂塚(西都原古墳群)

西都原古墳群の一部、男狭穂塚(おさほづか)は、墳丘長176m、後円部直径132m、後円部高さ18mで、日本最大の帆立貝形古墳。宮内庁により、天孫降臨伝説で天照大神の命により、葦原中国(あしはらのなかつくに)を統治するため高天原から地上に降りた瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の陵墓参考地に治定されています。

瓊瓊杵尊の陵墓参考地に治定され、宮内庁が管理

西都原古墳群 空撮 Photo Map

帆立貝形古墳は、円丘に小さな方形の張り出しをつけて全体の平面形が帆立貝形になる古墳。
九州では、福岡県久留米市の御塚古墳(おつかこふん)が帆立貝形古墳(墳丘長70m)です。
西都原古墳群には、前方後円墳31基、方墳2基、帆立貝形古墳1、円墳285基の計319基が現存していますが、帆立貝形古墳は、男狭穂塚が唯一となっています。

宮内庁の瓊瓊杵尊の陵墓参考地ということで、陵墓の立ち入りはできません(特別史跡「西都原古墳群」の指定範囲外)。
ただし、未調査、未発掘のため実際の埋葬者は定かでありませんが、畿内勢力との強い結びつきをもった南九州の盟主に違いありません。

5世紀前半中頃に造られたと推定される古墳の周囲には二重になった周濠が巡らされています。

例年、『西都古墳まつり』(11月第1土・日曜)の2日目の日曜の特別参拝時のみ立ち入ることが許可されています。

ちなみに、古墳時代には九州にもヤマト王権との関係から巨大な古墳が数多く築かれていますが、実は九州の墳長120mを超える大型古墳12基のうち、6基が宮崎県、しかも太平洋沿岸に築かれています。
男狭穂塚(西都市:176m)、女狭穂塚(西都市:176m)、生目三号墳(宮崎市:137m)、生目二号墳(宮崎市:130m)、菅原神社古墳(延岡市:120m)、持田1号墳(高鍋町:120m)です。

西都原古墳群は、生目古墳群などとともに日本遺産「南国宮崎の古墳景観 -古代人のモニュメント-」の構成資産になっているほか、南九州の古墳文化(南九州の古墳群)として地元・宮崎県では世界遺産登録を目指しています。
 

男狭穂塚(西都原古墳群) DATA

名称 男狭穂塚(西都原古墳群)/おさほづか(さいとばるこふんぐん)
所在地 宮崎県西都市三宅
関連HP 西都市観光協会
電車・バスで JR南宮崎駅から徒歩3分の宮交シティバスターミナルから西都行き宮崎交通バスで1時間3分、西都バスセンター下車、タクシーで5分
ドライブで 東九州自動車道西都ICから約7km
駐車場 700台/無料
問い合わせ 西都市観光協会TEL:0983-41-1557/FAX:0983-41-1559
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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