春日大社・南門

春日大社は、主な社殿を取り囲むように鮮やかな朱塗りの回廊があります。二之鳥居をくぐり、表参道を歩いて春日大社の拝殿に向かうと、南回廊に設けられた南門があります。春日大社本殿の正面に位置するのが重層の南門で国の重要文化財。南門は、元は鳥居だったもので1179(治承3)年に楼門に改められています。

南北朝時代再建の南門は、国の重要文化財に

社紋が「下がり藤」なので境内各所に藤の花が咲きます

高さは12mあり春日大社最大の門で、周囲には古い石灯籠も密集しています。
現存する南門は南北朝時代に再建されたもの。
南門の枝垂桜は、春には絶好の被写体になっています。

南門をくぐると幣殿(重要文化財)で庭を隔てて特別拝観となる中門(重要文化財)へと続きます。

春日大社は「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されている。

春日大社・南門
名称春日大社・南門/かすがたいしゃ・なんもん
Kasugataisha Shrine Nanmon
所在地奈良県奈良市春日野町160
関連HP春日大社公式ホームページ
電車・バスで近鉄奈良線・JR奈良駅から奈良交通バス市内循環で4~7分、春日大社表参道、または大仏殿・春日大社前下車、徒歩10分、または奈良交通バス春日大社本殿行きで7~10分、終点下車すぐ
ドライブで名阪国道天理ICから約10kmで春日大社駐車場
駐車場春日大社駐車場(100台/有料)
問い合わせ春日大社 TEL:0742-22-7788/FAX:0742-27-2114
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

春日大社

全国3000におよぶ春日神社の総本社が奈良の春日大社。710(和銅3)年、藤原不比等(ひじわらのふひと)が平城京鎮護のため、鹿島神宮から武甕槌命(たけみかづちのみこと=鹿島神)の分霊を勧請し、御蓋山(みかさやま=春日山)に祀ったのが始まりと

春日大社・中門

春日大社の正門である南門をくぐると正面に幣殿・舞殿(へいでん・ぶでん)が一棟になった神拝所(国の重要文化財)があります。神拝所の奥に朱塗りで荘重な造りの門が目に入りますが、これが中門。御本殿の直前にある楼門で10mの高さがあり、中門から右側

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