新潟県新潟市中央区、ガンカモ類や白鳥の集団渡来地として有名な鳥屋野潟(とやのがた)。この鳥屋野潟を取り囲むように造られた面積約49haの公園が新潟県立鳥屋野潟公園。新潟県立図書館のある女池地区と、新潟市産業振興センターが隣接する鐘木地区(しゅもくちく)の2つのエリアからなります。
春は花見、夏は水遊び、冬場は白鳥の観察も!
女池地区(6.6ha)には県立図書館や県立自然科学館の文化施設のほか、女池インフォメーションセンター、水辺の広場、バリアフリートイレがあり、鳥屋野潟を一望できる展望台からは対岸のビッグスワン(新潟スタジアム)を一望にします。
また「しらべの小径」、湖畔沿いのバリアフリーになっている「鳥屋野の路」(桜並木)も整備され、散策を楽しむことができます。
鐘木地区(14.4ha)には日本庭園、湖畔の花見広場(桜並木)、ユキツバキ園、トリムの森、観察池、展望台などのほか、鐘木インフォメーションセンター・四季彩館、バリアフリートイレがあります。
鐘木地区では10月下旬〜3月中旬にコハクチョウなど白鳥が飛来し、ピーク時(11月)の多い日には4000羽~5000羽を観察します。
紅葉の見頃は例年10月下旬頃です。
隣接する新潟県立スポーツ公園にはスポーツ施設の他に自然生態園やカナール(運河)、修景池などもあります。
新潟県立スポーツ公園の「ビッグスワン」(新潟スタジアム)は、2002 FIFAワールドカップ(2002 FIFA World Cup)が開催されたスタジアムです。
桜(ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラ)は、湖畔全体で3000本が植栽され、例年4月中旬が見頃になっています。
新潟砂丘が生んだ海跡湖
地質的には、新潟砂丘の発達(複数の砂丘列)によって誕生した面積190haの海跡湖(潟湖)で、信濃川に向けて3列の砂丘列があります。
亀田郷の排水が集まることから遊水池としての機能を有し、親松排水機場により常時排水が行なわれているため水面標高はマイナス2mほどに維持されています。
生活排水などの流入による水質悪化を防ぐために、阿賀野川から導水するなど、鳥屋野潟浄化に向けての試行錯誤が続いています。
新潟県立鳥屋野潟公園 | |
名称 | 新潟県立鳥屋野潟公園/にいがたけんりつとやのがたこうえん |
所在地 | 新潟県新潟市中央区鐘木・女池南ほか |
関連HP | 新潟県立鳥屋野潟公園公式ホームページ |
電車・バスで | JR新潟駅からタクシーで5分 |
ドライブで | 磐越自動車道新潟中央ICから約650mで鐘木地区駐車場 |
駐車場 | 鐘木地区駐車場(232台/無料)・女池地区駐車場(207台/無料)・スポーツ公園駐車場(4905台/無料、大規模イベント開催日は閉鎖) |
問い合わせ | 女池地区インフォメーションセンターTEL&FAX:025-285-1604/鐘木地区インフォメーションセンター TEL:025-284-4720/FAX:025-284-4726 |
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