濃尾大花火|一宮市・羽島市

濃尾大花火

毎年8月14日19:30~20:45、愛知県一宮市・岐阜県羽島市の濃尾大橋北・木曽川河畔で『濃尾大花火』が開催されます。木曽川の恩恵を受けてきた人々が、水天宮に奉納する川まつりとして明治25年に始めた花火大会を継承して行なわれ、夏の風物詩として定着。東海地方最大級の大きさを誇る二尺玉も打ち上げられます。

東海屈指の二尺玉も打ち上げられる

濃尾地震の翌年、明治25年の旧暦7月15日に木曽川・起渡船場(おこしとせんば=現在の一宮市起堤37)の渡船従事者らで組織する「起明組」が打ち上げた『水天宮川祭』が『濃尾大花火』のルーツ(江戸時代に、起渡船場は将軍家の上洛、朝鮮通信使の来朝、御茶壺の通行などにも使われました)。
川船1艘を飾り、万灯流しや仕掛花火、打ち上げ花火が行なわれました。

昭和31年に木曽川をまたいで美濃(岐阜県南部)と尾張(愛知県西部)を結ぶ濃尾大橋が完成し、渡船業者が廃業となり、川船(まきわら舟)は廃止されましたが花火大会は続けられ、その後、平成5年に岐阜県羽島市と共催となってまきわら船も復活しています。
現在の正式名称は『濃尾大花火(一宮市・羽島市市民花火大会)』となっています。

365個の堤灯が美しく揺らめくまきわら船が浮かぶ中、木曽川ならではのスケールを生かした尾張最大の20号玉を目玉に、対岸の岐阜県羽島市との共催により5000発の花火が夜空を彩ります。
花火大会開催日前の場所取りは禁止。

濃尾大花火|一宮市・羽島市
開催日時 毎年8月14日19:30~20:45、小雨決行
所在地 愛知県一宮市起・羽島市正木町地内
場所 木曽川河畔 濃尾大橋北 
関連HP 一宮市公式ホームページ
電車・バスで JR尾張一宮駅から有料シャトルバスで15分、または、名鉄竹鼻線羽島市役所前駅から有料シャトルバスで15分
駐車場 臨時駐車場を利用
問い合わせ 濃尾大花火開催委員会事務局 TEL:0586-62-9111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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