吉備真備産湯の井戸

吉備真備産湯の井戸

倉敷市真備町にある吉備真備(きびのまきび)伝承の井戸が吉備真備産湯の井戸。吉備真備の生誕前夜に、居館のそばの井戸に星が落ちたので星の井と呼ばれるようになったと伝えられています。井戸の東側が吉備真備の居館跡と伝えられる地です。

残念ながら伝承のみで裏付ける資料はありません

吉備真備は奈良時代の初め、持統天皇9年(695年)に備中国下道郡也多郷(現在の岡山県倉敷市真備町箭田)に生誕。
養老元年(717年)、遣唐留学生として阿倍仲麻呂(あべのなかまろ=阿倍比羅夫の孫)、玄昉(げんぼう=法相宗の僧)、井真成(せいしんせい=中国の古都・西安で墓誌が発見されています)らとともに唐に留学。
帰朝後は聖武天皇や光明皇后の寵愛を得て、出世。

平成2年に故郷である倉敷市真備町箭田の井戸に奈良時代を彷彿させる建物と駐車場が整備されました。
また、周辺にはまきび公園、まきび記念館などもあります。

ただし、吉備真備は平城京周辺で生まれ育ったと考える歴史学者も多く、奈良時代のことゆえに裏付ける資料がないため、あくまで伝承の域を出ていません。
同じ岡山県でも矢掛町に吉備真備公園があり、吉備真備産湯の井戸が残されています。

吉備真備産湯の井戸
名称 吉備真備産湯の井戸/きびのまきびうぶゆのいど
所在地 岡山県倉敷市真備町箭田地内
関連HP 倉敷市公式ホームページ
電車・バスで 井原鉄道吉備真備駅から徒歩10分
ドライブで 山陽自動車道玉島ICから約8.3km
駐車場 3台/無料
問い合わせ 倉敷市環境政策課 TEL:086-426-3391/FAX:086-426-6050
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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