沖縄県八重山郡竹富町、西表島の南部を流れる二級河川が、仲間川(なかまがわ)。マングローブ林の茂る面積200haは、日本最大という仲間川河口部を俯瞰的に展望できるのが、仲間川展望台。大富林道(大富遊歩道/車は第2ゲートまで進入可能)沿いにある展望台です。
仲間川の蛇行を一望にする中流部の展望台
仲間側のマングローブ林は、亜熱帯独特の原生的な天然林として、林野庁の森林生態系保護地域保存地区、亜熱帯を特徴づける自然として、西表石垣国立公園特別地域にも指定されています。
仲間川のは河口から6kmにわたって生育するマヤプシキ、オオバヒルギ、メヒルギ、オヒルギ、ヒルギモドキ、ヒルギダマシなどの海漂林は、文化庁の天然記念物・仲間川天然保護区域に指定されています。
仲間川展望台は、平成16年に沖縄森林管理署大原森林事務所によって整備された展望台。
仲間川に突き出した尾根上の標高59.4mのピークに位置し、蛇行する仲間川を眺望するビューポイントになっています。
大富遊歩道入口から仲間川展望台までは3.2km、第2ゲートからは1.3kmほど。
レンタカー第1ゲートまでで、その先第2ゲートまでの未舗装路は、地元車両のみ通行可能。
あまり知られていませんが、この道は、西表横断道の一部で、カンピレーの滝、マリュドゥの滝へと通じています(ガイド付きのトレッキンツアーで踏破が可能)。
仲間川展望台へは大富遊歩道を歩いて到達もできますが、仲間川マングローブクルーズを利用すれば、中流部の桟橋から徒歩15分の距離に。
仲間川展望台 | |
名称 | 仲間川展望台/なかまがわてんぼうだい |
所在地 | 沖縄県八重山郡竹富町南風見仲 |
ドライブで | 大原港から約6.5km、上原港から約38km |
問い合わせ | 竹富町観光協会 TEL:0980-82-5445 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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