醒井養鱒場

醒井養鱒場

米原市にある醒井養鱒場の正式名は滋賀県水産試験場醒井養鱒分場といい、明治11年にビワマス(琵琶湖固有種)の増殖を目的に設置された日本でもっとも歴史のある水産研究施設。霊仙山(1094m)山麓の鍾乳洞から湧き出る清流をたたえた池に大小さまざまなニジマス70万匹、アマゴ15万匹、イワナ26万匹などを養殖しています。

日本最古で「東洋一の養鱒場」を見学しよう!

醒井養鱒場は、日本最古の養鱒場で、明治時代にアメリカから導入されたニジマスのふ化・養殖の技術を、全国に先駆けて成功した場所。
「東洋一の養鱒場」といわれています。

ここで養増殖された淡水魚は、滋賀県内の河川に放流されるほか、各地の養殖場に出荷されています。
養鱒場の大池にはルアー釣り場も用意され、ニジマスを釣ることが可能(ただし完全リリース制)。
エサ釣り場は釣り券(サオ、エサ付き)を購入し、釣った魚は買い取り制になっています(養鱒場内で塩焼きで味わうことも可能)。
本館内には「さかな学習館」もあり、チョウザメも展示飼育されています。

場内の見学ができるほか、養鱒場内の「美ます」、さらには「養鱒センターきたがわ」、「鱒喜屋」、松尾寺直営の「醒井楼」など周辺の食堂で鱒料理を味わうことも可能。

また、ここで養殖されたニジマスは、JR米原駅の駅弁で昭和12年に販売開始の「元祖鱒寿し」(井筒屋)にも使われています。

醒井養鱒場
醒井養鱒場
名称醒井養鱒場/さめがいようそんじょう
所在地滋賀県米原市上丹生
関連HP醒井養鱒場公式ホームページ
電車・バスでJR醒ヶ井駅から湖国バスで13分、醒井養鱒場下車、すぐ
ドライブで名神高速道路米原ICから約5.6km
駐車場200台/無料
問い合わせ醒井養鱒場 TEL:0749-54-0301/FAX:0749-54-0302
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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