塩見縄手

塩見縄手

かつて松江城下への物資搬入にも活躍した北田川。松江城の北を流れる北田川はそのまま松江城の内堀として活用されています。慶長16年(1611年)に松江城を築いた初代藩主・堀尾吉晴は、築城の際に宇賀山を堀削して内堀とそれに並行する道路を造成していますが、この道が現在の塩見縄手(しおみなわて)です。「日本の道100選」にも選定。

松江城下、藩政時代の面影を色濃く残す堀沿いの道

塩見縄手
塩見縄手

縄のように一筋にのびた道路を縄手と呼び、藩政時代、一帯には200石から600石程度の中級武士が住んでいました。
道沿いに住んでいた中級武士の塩見小兵衛が後に中老で町奉行へと栄進をしたことが名の由来となっています。
普門院外濠地区、城山内濠地区とともに松江市の伝統美観保存区域(塩見縄手地区)に指定された場所で、城下町の雰囲気が色濃く残されるエリアとなり、散策の場所としても人気です。

現在、道は拡張され島根県道37号(松江鹿島美保関線)が通っていますが、往時には大八車がやっと通行できる細い道だったとか。
武家屋敷、田部美術館、小泉八雲旧居、小泉八雲記念館、明々庵などがあるのであわせて見学を。

塩見縄手 DATA

名称 塩見縄手/しおみなわて
所在地 島根県松江市北堀町
関連HP 松江市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR松江駅から松江市営ぐるっと松江レイクラインバスで15分、塩見縄手下車、すぐ
ドライブで 山陰自動車道松江玉造ICから約6km
駐車場 市営城山西駐車場(136台/有料)
問い合わせ 松江市観光文化課 TEL:0852-55-5214/FAX:0852-55-5634
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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