若山牧水記念館

若山牧水記念館

静岡県沼津市の千本浜(千本松原)にある沼津市立の文学館が、若山牧水記念館(わかやまぼくすいきねんかん)。若山牧水は大正9年に千本松原の一角に居を構え、晩年の8年間を沼津で過ごし、松原の一部伐採の計画が静岡県から出された時、反対運動の急先鋒となって活躍しています。

晩年に千本松原に居を構えた若山牧水の生涯を解説

若山牧水記念館

若山牧水記念館は牧水自身が保存に尽力した千本松原の一角にあり、若山牧水が明治18年8月24日、宮崎県東臼杵郡坪谷村(現・日向市)に生誕し、東京に出て歌人として活躍、昭和3年9月17日に永眠するまでの一生が詳しく紹介されています。

坪谷・延岡時代(坪谷村・延岡中学校時代)、早稲田大学時代と東京生活、沼津移住、牧水と千本松原、妻・喜志子、沼津の家の模型、書斎の復元、詩歌時代、牧水と旅、牧水と酒、牧水ゆかりの人々、沼津の文学風土などテーマに分けて牧水の作品や遺品などを交えて詳しく解説。
ロビーは2面が総ガラス張りになっており、駿河湾越しに愛鷹山を従える富士山も一望のもと(記念館はバリアフリーです)。

売店では「しら鳥はかなしからずや そらの青海のあをにもそまずただよふ」の色紙、「幾山河こえさりゆかば寂しさの はてなむ国ぞけふも旅ゆく」の短冊、記念館絵葉書なども販売。

千本松原にある「幾山河越えさりゆかば寂しさのはてなむ國ぞけふも旅ゆく」の歌碑は、昭和4年、全国で初めて若山牧水の歌碑として建立されたもので、千本松原〜若山牧水記念館〜沼津港・港口公園を結んで「文学のみち」が整備されています。

なお、日向市東郷町坪谷、若山牧水生家近くには、若山牧水記念文学館が建っています。

若山牧水記念館
名称 若山牧水記念館/わかやまぼくすいきねんかん
所在地 静岡県沼津市千本郷林1907-11
関連HP 沼津市若山牧水記念館公式ホームページ
電車・バスで JR沼津駅から東海バス千本公園行きで8分、牧水記念館下車、すぐ
ドライブで 東名高速道路沼津ICから約8.5km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 若山牧水記念館 TEL:055-962-0424/FAX:055-962-0424
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
若山牧水記念文学館

若山牧水記念文学館

宮崎県日向市東郷町坪谷、若山牧水生家近くにある文学館が若山牧水記念文学館。若山牧水は、明治18年8月24日、当時の東臼杵郡東郷村、医師・若山立蔵の長男として生誕。生家の前に牧水公園が整備されていますが、その中心施設が若山牧水記念文学館です。

若山牧水生家

若山牧水生家

宮崎県日向市(ひゅうがし)の坪谷川(つぼたにがわ)の清流のほとりに建つ若山牧水(わかやまぼくすい)の生家。若山牧水(本名:若山繁)は、明治18年8月24日、東臼杵郡東郷村(現・日向市東郷町)の医師・若山立蔵の長男として生誕。現存する生家は牧

 

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