鯉の泳ぐまち
長崎県島原市は、古くから「水の都」と呼ばれ、雲仙山系からの伏流水が市内随所に湧出し、「島原湧水群」として環境省の「名水百選」にも選定されています。市内でも新町一帯は、とくに湧き水が豊富で、1日1万tが湧出。市民が鯉を放流…
長崎県島原市は、古くから「水の都」と呼ばれ、雲仙山系からの伏流水が市内随所に湧出し、「島原湧水群」として環境省の「名水百選」にも選定されています。市内でも新町一帯は、とくに湧き水が豊富で、1日1万tが湧出。市民が鯉を放流…
長崎県島原市万町、中央街アーケードにあるのが島原湧水群・しまばら水屋敷。明治5年に島原の豪商・中山要衛門が建てた屋敷を平成7年に茶房として再生したもの。擬洋風建築の2階部分は明治30年頃の増築。庭にある池から1日4000…
長崎県島原市の島原船津の住宅地にある1日400tの湧水が湧く泉が島原湧水群・浜の川湧水(浜ン川洗い場)。流れる順に飲料用・食材洗い、食器すすぎ、食器洗い、洗濯と4つに区切られた洗い場があり、昔からのしきたりが守られていま…
長崎県島原市の中心街(鯉の泳ぐまち)に位置する島原湧水群を利用した伊東氏の庭園が湧水庭園四明荘。四方の眺望に優れることから、大正9年築の数寄屋風の主屋は「四明荘」と称されています。1日3000tもの湧水が大小3つの池に湧…
熊本県宇土市宮庄町にある環境省の名水百選に選定される湧水が、轟水源(とどろきすいげん)。1日3000tもの湧出量を誇り、一帯は轟泉自然公園として整備されています。周辺には熊本藩の支藩・宇土藩12代藩主・細川則立の隠居所「…
熊本県菊池市、阿蘇くじゅう国立公園に指定された菊池渓谷の源流地帯が菊池水源。流れる水は環境省の「名水百選」にも選定される名水です。国立公園の第一種特別地域にも指定される豊かな自然が残され、自然休養林に指定された1180h…
沖縄県南城市(なんじょうし)、グスクロード・垣花城跡(かきのはなぐすくあと)近くにある湧水群が垣花樋川(かきのはなひーじゃー)。環境省の名水百選(昭和の名水)に認定される日本最南端がこの垣花樋川です。沖縄では湧き水をカー…
長野県白馬村にある一級河川・姫川の源流が姫川源流自然探勝園。過去には水質ランキング日本一にも輝く一級河川・姫川。国道近くに一級河川の源流、中央分水嶺(日本海と太平洋の分水嶺)が位置する貴重な場所で、源流部は姫川源流湧水と…
黒部川扇状地の末端、富山県黒部市生地地区は、町中至る所で湧き水があり、公共の湧水施設だけで18ヶ所もあります。そんな生地で毎分500ℓ、2番目に湧出量が多い清水が四十物町の弘法の清水。弘法の清水という名前は生地地区内にも…
隣にあった豆腐店(卯助ま)が絹ごし豆腐を作っていたことが名の由来という富山県黒部市生地の湧水が絹の清水(きぬのしょうず)。絹のような豆腐を生み出す清水という意で、今も生活用水として活用されています。黒部市生地地区は、黒部…
福井県小浜市を流れる遠敷川(おにゅうがわ)の中流に位置する淵で、環境省の名水百選に選定されるのが鵜の瀬。奈良・東大寺二月堂のお水取りに先立ち、3月2日に「お水送り」が行なわれる聖地として知られています。「お水送り」の地に…
富山県黒部市の生地(いくじ)地区は、黒部川扇状地の末端にあたり、豊富な湧き水が自噴する地。「黒部川扇状地湧水群」として環境省の名水百選にも選定されています。経妙寺に境内に湧くのが清水庵の清水(しょうず)。『奥の細道』途中…
富山県黒部市と入善町にまたがる黒部川の扇状地では各地で水が湧いています。これが地元で「ほりぬきの水」と呼ばれる北アルプス立山連峰の伏流水。環境省の名水百選にも選定されています。黒部市生地地区には、18ヶ所の湧水ポイントが…
江戸時代、美濃国(現・岐阜県南部)の白心法師が修行して以来、霊場として知られるのが富山県中新川郡上市町の穴の谷(あなんたん)。昭和32年に修行中の女性が霊水を発見。ゲルマニウムを含有する霊水は「奇跡の水」として喧伝(けん…
富山県砺波市庄川町、「豊かな水と緑の活力ある町・庄川」として水の郷百選に選定される庄川の代表的なスポットが瓜裂清水(うりわりしょうず)。湧水の多い富山県ですが、環境省「名水百選」にも選ばれている清水で、庄川扇状地の扇先に…
富山県立山町、立山黒部アルペンルートの最高所、室堂平にある給水スポットが玉殿の湧水。玉殿の湧水は、立山連峰の地下にある破砕帯と呼ばれる場所から湧き出している水。全国で唯一のトロリーバスが走る立山トンネルの内部、立山・雄山…
富士山北麓の山梨県忍野村に湧く富士山の湧水群が忍野八海(おしのはっかい)。江戸時代には富士講の禊(みそぎ)の池ともなった信仰の地で、世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産、環境省の名水百選にも選定。忍野八海…
富士山北麓の山梨県忍野村に湧く富士山の湧水群が忍野八海(おしのはっかい)。江戸時代には富士講の禊(みそぎ)の池ともなった信仰の地で、世界遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産、環境省の名水百選にも選定。池の畔に…