都塚古墳
奈良県高市郡明日香村、石舞台古墳の南南東400mほどのところにある方墳が、都塚古墳(みやこづかこふん)。階段ピラミッド形状という特異なスタイルの古墳で、6世紀後半の築造。別名「金鳥塚」と呼ばれており、毎年正月元旦に金鶏が…
奈良県高市郡明日香村、石舞台古墳の南南東400mほどのところにある方墳が、都塚古墳(みやこづかこふん)。階段ピラミッド形状という特異なスタイルの古墳で、6世紀後半の築造。別名「金鳥塚」と呼ばれており、毎年正月元旦に金鶏が…
奈良県高市郡明日香村にある国の史跡に指定される八角墳が、牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)。平成21年〜平成22年の発掘調査で、古墳時代終末期(飛鳥時代)の八角墳であることが判明し、第37代斉明天皇(第35代皇極天皇)の…
奈良県高市郡明日香村にある飛鳥時代(古墳時代終末期)の687年(持統天皇元年)に築かれたと推測される八角墳が、野口王墓(のぐちのおうのはか)。宮内庁から檜隈大内陵(ひのくまのおおうちのみささぎ)として、天武・持統天皇陵に…
奈良県高市郡明日香村にある栗原塚穴古墳(文武天皇陵)から北に延びる丘陵頂部に築造された古墳が、中尾山古墳。古墳築造の最終末期、8世紀初頭に築かれた八角墳で、697年8月22日〜707年7月18日に在位し、大宝律令を完成さ…
奈良県高市郡明日香村、高松塚周辺地区、石舞台地区、甘樫丘地区、祝戸地区、キトラ古墳周辺地区の5地区(総面積60ha)からなる国営飛鳥歴史公園で、特別史跡キトラ古墳を中心とするエリアが、キトラ古墳周辺地区。「キトラ古墳壁画…
奈良県高市郡明日香村、高松塚周辺地区、石舞台地区、甘樫丘地区、祝戸地区、キトラ古墳周辺地区の5地区(総面積60ha)からなる国営飛鳥歴史公園で、甘樫丘(あまかしのおか)を中心とした25.1haという広大な面積を誇るエリア…
奈良県高市郡明日香村、高松塚周辺地区、石舞台地区、甘樫丘地区、祝戸地区、キトラ古墳周辺地区の5地区(総面積60ha)からなる国営飛鳥歴史公園で、飛鳥の玄関口として機能しているのが高松塚周辺地区。公園内には、高松塚古墳、中…
奈良県高市郡明日香村、高松塚周辺地区、石舞台地区、甘樫丘地区、祝戸地区、キトラ古墳周辺地区の5地区(総面積60ha)からなる国営飛鳥歴史公園で、石舞台の西南にある丘陵地を活かした展望エリアが、祝戸地区。標高は211mで、…
奈良県高市郡明日香村、高松塚周辺地区、石舞台地区、甘樫丘地区、祝戸地区、キトラ古墳周辺地区の5地区(総面積60ha)からなる国営飛鳥歴史公園で、石舞台古墳を中心としたエリアが、石舞台地区。わが国最大級の方墳で蘇我馬子(そ…
奈良県高市郡明日香村豊浦にある丘陵が甘樫丘(あまかしのおか)。明日香のほぼ中心にある標高148mの「国見の丘」で、丘全体が国営飛鳥歴史公園甘樫丘地区になっています。北側にある甘樫丘展望台からは、西に畝傍山(うねびやま)、…
『日本書紀』には、斉明天皇元年(655年)の冬、飛鳥板蓋宮(あすかいたぶきのみや/現・奈良県明日香村岡にあった飛鳥京の皇居)が火災に遭ったため、斉明天皇は飛鳥川原宮へ遷ったと記されており、その飛鳥川原宮跡と推測されるのが…
奈良県明日香村の飛鳥稲渕宮殿跡近くにある棚田が稲渕の棚田で、農林水産省の「日本の棚田百選」にも選定されています。明日香村らしく、この棚田も中世(平安~室町時代)に開墾されという歴史あるもの。300枚あまりの田畑は、奥飛鳥…
奈良県明日香村を見下ろす小峰・岡山の山腹に建つ古刹が岡寺で、正式名は東光山真珠院龍蓋寺(とうこうさんしんじゅいんりゅうがいじ)。岡に立つ寺という意味で、岡寺と通称されています。寺伝によれば、天智2年(663年)、天智天皇…
飛鳥(あすか=明日香村)の中心に位置する標高147.7mの小高い丘が甘樫丘(あまかしのおか)。東麓は、大化の改新以前に蘇我蝦夷(そがのえみし)・蘇我入鹿(そがのいるか)の屋敷があったと推定される場所。一帯は歴史公園(国営…
奈良県高市郡明日香村にある飛鳥寺(あすかでら)は、日本最古の寺。朝鮮半島にあった古代の国家、百済(くだら)から工人(技術者)が呼ばれ、崇峻元年(588年)に建築を開始し、推古4年(596年)に完成したと伝えられる本格的な…
天武天皇元年(672年)の壬申の乱(じんしんのらん)で、天智天皇の後継・大友皇子を破った大海人皇子(おおあまのおうじ)が近江大津宮から飛鳥に遷して築いたのが飛鳥浄御原宮(あすかのきよみはらのみや)。天武天皇2年(673年…
明日香村にある文武天皇陵(もんむてんのうりょう)は、天武天皇と、持統天皇の孫である文武天皇の陵墓と推定される場所で、国営飛鳥歴史公園高松塚周辺地区の南端に位置しています。『続日本紀』に火葬されてこの陵に葬られたと記された…
欽明天皇の孫で、天智天皇・天武天皇の祖母にあたるのが吉備姫王(きびひめのみこ/きびひめのおおきみ)。7世紀前半の王女で、桜井皇子(欽明天皇の第六皇子)の娘。茅渟王(ちぬのおおきみ)の后で宝皇女(皇極天皇・斉明天皇)・軽王…